奈良マラソン運営のアイディア | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

奈良マラソン運営のアイディア

今回の奈良マラソンには運営側も参加する側も学ぶ点が多かった大会だと思う。

その中でもいくつか非常に優れたアイディアについて書いておきたい。


①ゴミ箱の最終表示

給水所に必ず配置されるゴミ箱。

奈良マラソンでは、確実に紙コップをゴミ箱に入れてくれるように、給水所から最後になるゴミ箱に「最後のゴミ箱です」と表示されていた。これによって、必ずそこに捨てる意識になる。このアイディアは素晴らしい。


②ナンバーカード表示をニックネーム登録

ナンバーカード表示に番号でなく、ニックネーム表示。これは、応援するほうも走るほうもとてもモチベーションアップになる。自分はすっかりその意識なくて番号での表示だったが、ぜひ次回はニックネームを書いて走りたい。これは素晴らしいアイディア!


③陸上競技場の活用

スタートはブロックごと。そのブロックわけについては、陸連登録でも、記録によって最前列のAブロックになることはないことも一部の登録ランナーからは不評だったようだが、きっちり実力にあったスタートという点では自分は正しい考え方だと思う。そして、競技場の外にスタート位置を置き、外周から競技場内まで何ブロックか配置し、徐々にスタートさせるという方式をとっていた。これは、ランナーが道路に溢れることなく競技場から確実にスタートできる方法としてかなりよく考えられたと思う。


④ボランティアの配置

ボランティアの皆さんは、特に応援が少ないところに10mおキくらいに配置。おかげでコースを迷うことなく、また安心して、さらに声を掛けてくれるので非常にありがたいサポートだった。このボランティアの皆さんは今までになく最高のスタッフでした。


⑤さまざまな工夫された記念品

いただいたものは、「参加賞のTシャツ」「柿の葉寿司」「ゴール時の大判タオル」「木製とプラスティックで作った完走メダル」そして、ナンバーカードをウエアに取り付けるのは今までの大会はほとんどが安全ピン。この奈良マラソンでは、奈良マラソンのデザインロゴをあしらった「ランナップ」!これは、素晴らしい。オリジナルとデザインも紫で統一されていた。


走りながら、食べて、聞いて、考えて!


⑥着替え・荷物預かりの管理

ナンバーカード無しには入室できないよう2つの施設を男女分けて設置。これは自分は使用しなかったが非常に評判がよかった。


⑦ランナーの疲れを考えた給水・給食ポイント

コースの最初のほうには、給水ポイントも少ない(というか距離をあけていた)が、後半はしっかり適度なタイミングで配置してあった。あれはお見事としかいいようが無い。一部、一般の方も提供しているテーブルもあったのだが、適切に配置してあればそれで十分である。一般の方にご協力いただくのは、申し訳ない。たいてい自腹なのだし。同日開催されたNAHAマラソンでは、沿道の応援の一般の方々が、ドリンクや氷を用意して待っていてくれるのだが、あれはあれで、うれしいものの非常に申し訳ないなあ と感じるし、何よりもゴミの収拾がつきにくい。奈良マラソンでは、これらが非常によく運営されていたと思う。

さらに、残念なのだが、「ぜんざい」などもあったらしい。というのも自分は前に進むので必死。お腹の調子も決してよくなく固形物をとるのはどうも気分がよくなかったので、水しかとっていない。あとで、この話をきいて「しまった!」と感じた(笑)。もし、「ぜんざい」をいただいていたら、最後の5kmをなんとか乗り切れたかもしれないのに・・・。


⑧トイレ表示

コース上にもいくつか仮設トイレは施設のトイレを貸し出していた。その場所を示すために、手前2~500mあたりから、「トイレまで●●m」という表示をしっかり掲出してくれていた。これはとても助かる。自分でコントロールできる。我慢もできるし計画的にトイレを利用できるから、コース上での立小便はさすが自分は見つけられなかった。


これらの工夫は、まさに、この「奈良マラソン実行委員会」などが、各地の大会を研究したり、いろんな情報を集めて、また、きっと市民ランナーの声を生かしてつくられたものであると思う。

そういう意味で、「奈良マラソン」の運営については、各地の実行委員の皆さんはぜひ研究してもらいたいと感じた。


「奈良マラソン」の受付案内が自宅に届いたときに、封筒にプリントされていた鹿とランニングシューズをかたちどったロゴデザインは秀逸である。

どんどん大会ができているが、久々に、心地よいそして忘れられない大会をつくってくださった。


「奈良マラソン」実行委員会の皆様に本当に深く感謝しております。