勇者に乾杯! | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

勇者に乾杯!

先週は自分が「隠岐の島ウルトラマラソン」に参加し、今日はラン仲間が複数「サロマ湖ウルトラマラソン」に参加していた。


通過時間をWebでチェックできるので、最初からチェックしていたが、前半はなかなか順調に見えたものの、ほとんどのメンバーは後半急速に失速していた。


サロマ湖については、北海道の大平原を走るわけだし、また今日は最高気温15℃という絶好のコンディションに見えた。しかし、やはり違うものなんだなぁと、つくづく感じていた。


「隠岐の島」はウルトラでも屈指の難コースといわれる。その理由は、アップダウンが、小刻みにもあるし、また最大250mも上っていかねばならないからだ。

しかし、「サロマ湖」については、100mもの坂を上っていくこともないので、難コースというものでは無いように思える。

しかし、だ。

自分も気づいたが、適度なアップダウンは、気持ちの切替もできるし、集中力も比較的維持できる。また、上りになれば歩けばいいし、また下りは身体の重力で駆け下りることが可能だ。したがって、自分の場合は、上りがキロ8分後半レベルまで落ちても、下りで5分台でおりることができたために比較的、精神的にも楽であったようにも思う。

ところが、ずっと平坦な道が延々続くというのは、かなり精神的に疲労感が蓄積されてしまうように思う。


これは、「かすみがうら」もそうなのだが、後半のダラダラ長い距離を走っていくのは、集中力を保てないのだ。脚の痛み以上に精神的に苦痛を伴うように思う。


したがって、自分が、2回続けて「隠岐の島」において、完走、それも12時間前後で走りきれるのはそういう理由があるからではないか?と感じた。


本日、ラン仲間のOgamanさんや、マイクさん、どらさん、そして、まさにウルトラランナーのchamaさんらが、苦しみながらリタイアやゴールをしている状況をみて、そう感じた。


ウルトラは、単なる体力だけの問題ではない。やはり何か大きなプレッシャーのようなものがあるのだ。


それを、しっかり跳ね返し、そして完走をしたランナーの皆さんは、やはり勇者と呼ぶべき者たちだと思う。



自分も、これで、今シーズンはまずは終了としたい。

あとは、秋からのレース、特に、ハーフおよびフルでの記録更新をめざし、練習方法も見直していきたいと思う。

そして、またしっかり準備を行い、来年の隠岐の島でさらなるステップアップを目指したい。


サロマ湖ウルトラマラソン 参加の皆様 本当にお疲れ様でした。


完走記、期待しています!