隠岐の島ウルトラマラソン2009 番外編1
最近、マラソンブームもあり、マナーについての問題も様々な場面で問題化している。
隠岐の島ウルトラマラソンでもしかり。
とは言え、実際のレース上での問題はあまり感じなかった。
それは、やはり地元の応援の素晴らしさであろう。
早朝5時から、沿道では応援を開始し、そこにイスをならべ、ご高齢のかたもとびきりの笑顔で応援をしてくれる。
さすが山の中ではそんなことはないだろうと思っても、軽自動車で追跡し、何度も応援してくれる人に出会う。
山の中で、氷水に浸したタオルをたくさん用意して、配ってくれる人がいる。さらに、それをちゃんと捨てる場所を指示してくれる。
橋を渡ると、大勢でイスを並べて、うちわで扇いでくれたり、氷をたっぷり入れたコップを渡そうとするし、グレープフルーツを食べやすいように切って準備してくれていたり、至れり尽くせりである。
スタッフだけでなく、反対車線を通る車からも応援の声が掛けられる。
こんな素晴らしい応援の中で、この島を汚すようなことができるだろうか?
ランナーはちゃんと応えてくれる。
紙コップはゴミ箱へ!こんなあたりまえのことは、あたりまえに行われる。
規模は決して大きくない大会だから、ゴミ箱もエイドから離れて3つくらいしか用意していない。
だから、ランナーは紙コップを握り、そして次のエイドステーションまで持って走るのだ。
そんなことは当たり前なのだ。
ツバを吐くようなシーンを見ただろうか?
応援には、笑顔で答えてしまう。そりゃそうだ。だって応援しているほうの笑顔は最高なのだ!
思わず、自分の昔の祖母を思い出し涙が自然と溢れ出してしまうのだ。
今回、とにかく自分は、100%近く、応援に応えた。
どんなに苦しくても、「あ・り・・・が・・・とう、ござい・・ま・・す・・」というような声にならない声で。
昨年立ち寄った私設エイドでは、「去年もここでご馳走になったのできました!」というと「そりゃ嬉しいわ!」といって、大盤振る舞いをしてくれる。
今回、マナーにおいては、隠岐の島の島民の皆さんは最高でした!
本当にすばらしい!
でも、ランナーも素晴らしかったですよ!
ただ、時々山道で苦しみながら歩いて登っているときに、声をかけたランナーのほとんどは、苦しいながらも笑顔で、「ほんま、しんどいですな~」とか、「もう暑くてかなわんな~」とか、「まだまだ、登るんかな~」というような会話をしたのだが、たったひとり・・声をかけたら、ジロっと睨まれて終わった。
残念。
いや、きっととってもキツかったんだろう。でも、睨まなくてもいいのにね・・・。
それと、一番残念なのは、前夜祭。
まだ、乾杯をする前から、お酒をあけ出す輩もいて、なんだか凄まじくて、会場を早めに出た。
ウルトラランナーって、すごいと思います。
でも、そんなことをあまりすごいって言わなくていいんじゃないでしょうか?
さりげなく100kmを走ってしまうほうが、かっこいいと思うのですが。
ホテルでもバスの中でも機内でも、なんとなくランナーがTPOを考えずにいることを見ているとちょっと淋しくなった。
この大会は、まさしく、地元の島民に支えられています。
こういう大会を絶対になくしてはならない。
そのためにも、ランナーはもっと謙虚に、そして、TPOをわきまえて行動してほしいものです。