「楽しく、遊ぶ、トレイルランニング」 | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

「楽しく、遊ぶ、トレイルランニング」

晩秋の昼下がり。木々は赤や黄色の紅葉を見せ、やさしい木漏れ日がトレイルを照らし、柔らかく弾力のある路面、緩やかな起伏が延々と続くトレイル。そんな場所を人生で初めて走ったときのことを、いまでも鮮明に覚えている。それまで山歩きなどもほとんどしたことがなく、自然の中へもそれほど足を踏み入れたことがなかった僕には、そのトレイルで見るもの、感じるものすべてが強烈に新鮮だった。それまでも単純に「走ること」は好きだったが、このときはトレイルを走っていることのあまりの気持ちよさと楽しさに鳥肌が立ち、こんなスポーツを知った、であえたうれしさと興奮がいつまでもおさまらなかった。・・・「トレイルランニングを楽しむ」(石川弘樹著)から


石川弘樹さんの、「トレイルランイングを楽しむ」という本を買った。

前から気になっていたのだが、ふとこの前の火曜日に職場近くの本屋でお昼休みにみつけて入手した。


冒頭の文章は、最初の前書きの部分である。


自分も、2年前にトレイルをはじめたときに、まったく同じ思いをした。


最初は、京都の学生さんに紹介され、京都の北山を走ったのだが、これはいきなりキツい山だった。今でも思うがガレも多く、けっこうそれなりに慣れた人出ないとキツいのではないか?と思うコースだった。

ただ、保津川渓谷の眺めは非常によかったし、思い出深いコースであったと思う。

その後、また京都の東山を走った。その際は、桜も満開だったし、寒かったもののかなり楽しめた。

そのときは、アメリカ人のマイクというものといっしょに走った懐かしい思い出である。

このコースは、石川さんの本にも紹介されている「比叡山」のコースである。


そして、その後、京都の学生さんと約束し、六甲に行くことにしていたが、前日は激しい雨もあり、初心者の自分としては気後れしてしまい、なんとなくネガティブなやりとりを学生さんとしていたのだが、とうとうこの学生さんも面倒くさいということを言い出してしまい、結局その後会うことはなかった。ちょっと、苦い思い出である。


なかなか、新しいことにチャレンジしていく際は、経験者は比較的要領を得ているので困難さのシミュレーションはできているのだが、初心者はどうしても身構えてしまう。

自分も、雨でさすが山に入るのは怖くなったのだったが、慣れている学生さんにはあきれたのだろう。


結局、その後 自分で地図を購入し自分でこの六甲に出かけた。

これが最初の単独トレイルであり、そして、ここから完全にトレイルの魅力に取り付かれた。

石川さんが書いたように、自然の中を走る楽しみを体感してしまったのだ。


最初のコースは、神戸の三宮から宝塚に抜けるけっこう長いルート。

最初に山に入る場所がわからず、地元をうろうろしたことが懐かしい。


それから、反対の宝塚から入ったり、六甲口からはいったり、とずいぶん、六甲では遊ばせてもらった。


なんといっても、電車で1時間以内でいけるという魅力。そしていざとなればエスケイプルートもふんだんにあるし、また、携帯電話も通じる。それでもって、距離もそこそこ、コースも悪くない。

さらに、六甲の裏に出れば・・・温泉もあり電車で帰ることもできたのだから、こんないい場所はなかった。


そして、横浜に戻ってから・・・全然、山にいけていない。


もう春。


来週には、丹沢に行って見たい。

そして、また、トレイルの楽しさを思い出し、そして、石川さんの言うように「楽しく、遊ぶ、トレイルランニング」を実践していきたいと思う。