マラソンブームの次に・・・ | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

マラソンブームの次に・・・

昨今の不景気の中、マラソンブームだけは、相変わらず成長継続しているように感じる。
昨年においては、まさに急激なマラソンブームによる被害を蒙ったランナーも多かったと思う。


例えば、
とにかく大会へのエントリーには、今まで以上に気をつけておかないとエントリーできなくなる事態が起こった。
東京マラソンは、3万人の参加枠に25万人。
横浜マラソンだって、エントリー開始数日で締め切らざるを得ない状況。
これら、大会エントリーについては、今だ加熱ぶりは継続していて、各種駅伝大会も、すぐにいっぱいになってしまうし、どの大会も早めはやめのエントリーが欠かせなくなっている。
サロマなどウルトラにもその波が押し寄せているらしい。(私が愛する「隠岐の島」はさすが、まだ大丈夫だとは思うが)
トレイル関係も急増していて、どの大会も対応に苦慮しているように思う。(ハセツネも、30kmコースを新設したりしているし)


次に、なんとか大会に参加できたとしても、規模が急激に膨張しているので運営が追いついていない状況。
湘南国際などはまさにその現象が発生している。
運営側としては、大会当日早朝にスタートさせなるべく交通渋滞を回避したい気持ちもあるのだろう。
そこで、前日受付など参加者に負担をかける大会になってしまっているのが残念である。
マラソンの大会は、どうしても「トイレ」の問題を回避できない。
瞬間的であっても、ある程度のキャパを用意していないととんでもない状況になるし、コース上のトイレも大きな問題である。


さらに、大会に参加するために普段から練習をしている人も急増。
しかし、これもさまざまな問題を起こしてしまっている。
ランナーの走行マナーの問題。集団で走ることは楽しいのだが、道を封鎖するような走りや、対向者や自転車など、また走力の違いも考慮した走り方をしているとは到底思えない。
確かに、初心者も自由に走ってよいと思う。皇居もどうぞ、しっかり走ってください!と思う。
しかし、今の皇居において、ある程度のマナーや少なくとも相当走力の高い人も走るあの場所で、ある程度の走る基礎とマナーをもっていないと大きな事故になるような気がする。(実際に、皇居のコースはこれ以上走る人が増えた場合は、歩行者や自転車へも被害をもたらすような狭さである。本来、歩道であることを再認識しないといけない時期に来ていると思う)
猫も杓子も皇居ではなく、せめてしっかり自分の家のまわりやトレッドミルで鍛えておいてはどうかと思う。
皇居がランナーの聖地であるならば、それなりのマナーや姿勢は欠かせないと思うのだ。

(たぶん、近々にランナー走行レーンなどが設けられたり、「ここは徐行」などの表示が登場するかもしれません)


そして、皇居付近の、練習後のシャワーや銭湯でのマナーの悪さも問題になっているようだ。
そもそも、「内風呂」が主流になった現代において、公衆浴場でのマナーなど指導してもらった人も少ないだろうから、仕方ないのかもしれないが、これも親の教育の問題か?
いや、コモンセンスだと思うが。こればっかりは、本人の意識の問題でマナーが悪いよ!といわれてもピンと来ない人もいるだろうから困ったものである。よく言われるが、電車内で飲食をしたり化粧をしたり・・・。たぶん、「お行儀が悪い」ということで指摘されたことがないのだろう。


これらさまざまな問題を孕みながら、このマーケットはいまだ成長している。
このまま、ずうっと、成長し続けるのだろうか?
それとも、どこかで、急激にトーンダウンし、落ち着いてくれるだろうか?



いずれにせよ、最近感じているのは、大会における「無駄」の点。
2万人とか、3万人規模の参加となっているから、運営側は相当大変な準備をしていると思う。
途中、事故がおきてもまずいので、給水や給食も欠かさぬようふんだんに用意しているだろう。
また、もし給水や給食がない となると、ランナーに何をコメントされるかたまったもんじゃないし。

でも、どうだろう。
たぶん、相当の水や(まあ、水は良いとしても)給食は廃棄されている可能性が高いと思う。
また、紙コップもそうだ。
相当の資源の無駄になっているのではないか?


通常の大会において、決して自分は、それほど遅いほうではないので給水も給食も困った事はないが、それでも大規模大会に参加すると足元の紙コップの類には、辟易する。
ぬれていて滑りやすくなっている場合もあるし、また、あれだけの量の紙コップを捨てるとなると相当のエネルギーを使わねばならないし、また、パルプ(森林)の無駄となる。


マラソンなど、一見、健康そうで地球環境にもよさそうだが、本当に胸を張ってそうと言えるか?


そろそろ、「水や給食は自分で所持してください」という大会もあってはよいのではないか?

また、給水はあるものの、「水分補給は自分のコップを用意して参加ください」 というのも。
いやいや、ある程度の補給体制は必要だろうが、そもそも、自分が好きで参加しているのだから、迷惑をかけない大会 というのもあってもよいのではないだろうか?


しかし、NAHAマラソンは、またこれが違うように思うんだなあ。
市民がいたるところで、いろいろ補給してくれるし、捨てる場所もあまりないし。

でも、それでは、きっといつか、大問題になるような気がする。

そろそろ、資源を無題にしない「エコマラソン」など開催されそうな時期だと思うが、如何?