フルマラソンの難しさを改めて実感~湘南国際マラソン(運営編) | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

フルマラソンの難しさを改めて実感~湘南国際マラソン(運営編)

さて、この記事で、「第三回湘南国際マラソン」のコメントを終えようと思う。


今回、初めて参加した人も、3回連続で参加した人も、2回ほど参加した人も、きっと同じく感じたことをまとめとして記録しておこうと思う。


「第一回湘南国際マラソン」は「第一回東京マラソン」が開催された2年前の3月に開催された。

「東京マラソン」は2月開催であったが、「湘南マラソン」は、春の気配もただよう3月に開催された。

それも、スタート~ゴールともに、神奈川県のまさに湘南のメインスポット「江の島」であった。


「江の島」をスタートし、国道134号線を小田原方面に向かって走る。いつかは走ってみたかった「箱根駅伝コース」を走ることになり、そして、まずは人が走ることなんてできなかった自動車専用道路の「西湘バイパス」を、富士山を眺めつつ走り、そして大磯で折り返して、今度は江の島をめがけて走る。最後は、なんと、江の島の橋を渡ってゴールという、今から思えば夢のようなコースであった。

(さらに、自分の場合は、ゴール直前に、あの、高橋尚子さんにハイタッチを頂戴して走ったもんだから最高の気分だったのだ)


江の島のスタートは決して環境的に悪くはなく、前日受付も面倒ではあったものの、小田急の江の島の駅から徒歩でのんびり歩いて疲れもしない距離であったから、全く不快な気持ちにはならず、むしろ最高に楽しかったのだ。


スタート当日も、江の島のハーバー付近にたくさんの仮設トイレもあり、着替えもそう困らず、なんといっても交通の便は良いから、スタートの準備もしっかりできたのだ。


しかし・・・

その後、台風の影響や、江の島の地元の商店街などの問題もあり、今年3月は今回同様大磯をスタート~ゴールとする逆コースを走ることになってしまった。

その結果、数多くの問題が発生した。


(1)会場のアクセスが悪い

大磯プリンスをスタート~ゴールとするものの、会場までのアクセスは、大磯駅から約3.5km。二宮駅からも約3kmという徒歩で向かうにはあまりにも遠い距離。それを前日受付を条件とすることをそのまま続けてしまった。


(2)会場がヨコに広い

大磯プリンスは約2万人を収容するためには、ここしかないとは思うが、あまりにも奥行きがなく、また途中の逃げ道もない横に長い施設。したがって、荷物置き場からスタート一までがぐるっと施設を半周以上しなくてはならず遠い。


(3)仮設トイレの問題

大磯プリンスの近くにはトイレを設置できる場所は少なくない。しかし、スタート付近は住宅街、国道沿いなのでさすが仮設トイレが置けない。結局、多くのランナーがとても困った。


(4)無理な運営時間

フルマラソンの制限時間を6時間としたことは、初心者を受け入れるためには必要だったと思う。しかし、その結果、朝早くにスタートせねばならず、結果、朝6時には会場入りする必要があった。

もし、制限時間をあと1時間狭めるか?または、江の島付近からのスタートにすれば、結局ゴールは西湘バイパス付近にならなかったわけで、ゼッケンを外して走ってよいという第一回大会同様のルールにすることにして、スタート時間を1時間はずらせ、ランナーは前泊したり、早朝に駆けつける必要はなかった。


(5)慣れない運営

スタートに並ばせる時間があまりにも早かった。1時間も雨・風の中を待たせるのは非情ともいえる行為だ。係員が問題ではない。もし、ランナーのことを理解していたら、1時間の待ちは考えなかったはずだ。



というように、さっと思いついただけでも、5点は指摘できる。


第一回の大会から感じるが、あまりにも素晴らしいコースなだけに、運営方法についてもっとしっかりやれれば最高の大会になるのに。そう感じずには居られない。



なお、今回も、遠い会場までの誘導を朝早くから夜遅くまで地元のボランティアの方々が丁寧に接してくれたことには深く感謝しています。本当にありがとうございました。

また、結果的には大会当日も朝早く家を出て、大磯駅から会場まで向かう約3.5kmの距離の間に、おなかの調子が活発になってくれたおかげで、途中のトイレでしっかり用をたすことができたことはある意味よかった。


最後に、やはり「第一回湘南国際マラソン」の開催は歴史に名を残す最高の大会運営とコースであったと思う。

往路は青空に輝く富士山を眺め、復路は、江の島に向かってひた走る!この大会を経験できて本当によかった。


確かに、東京マラソンには一度も参加できていないが、たった一回の「幻の湘南マラソン」に参加できたことを喜びに思う。(と、東京マラソン3回も落選したからだけど・・ね)