【記録】100kmウルトラマラソン完走の条件
さて、後半戦70km以降の完走記に入るまえに、今回の完走のポイントを整理しておきたい。
今回、ウルトラ初挑戦であり、それも隠岐の島というアップダウンの多い厳しいコースで、12時間5分という時間で完走でき、目安となる順位も 年代別では16位/46人中。また、総合でも51位/172人中という結果であったわけだが、自分でも初めてにしては相当いい結果だったのではないか?と考えている。
実際に、トイレに関するトラブルさえなければ、12時間を完全に切ることができた。
なんとか、もっとスピードを上げようとおもっても、もう力がでないなあ と感じたのは、実は最後の10km程度であとはけっこうよく走れたと思っている。
何よりも、実はゴールした瞬間。(けっこう、苦しかったものの)あ、こんなもんだったのか・・・。というのも正直な感想であった。つまり、まだ余力が残っていたのだ。(いや、今だから言えるのかもしれないが)
ゴールしたら、きっと脚の痛みや、辛さで涙が出るだろう・・・と思っていたものの、正直、そのような感情の高ぶりは、ゴール時点ではあまりなかった。やっとおわったなあという気持ちだけだった。
(でも、走っている途中では、応援の声に目を潤ませることが何度もありましたけれどね)
結局、お腹の不調はあったものの、おおむねコンディションが良かったのだと思う。
今回の完走において、上手くいった点を【成功要因】、上手くいかなかった点を【敗因】として整理しておこうと思う。
【成功要因】
1.なんといっても お天気
当日はスタート時は14℃くらい。その後気温が上がっても22~24℃くらいではなかったか?
湿度が低く、海からの風も時折強い風もあったものの冷たく心地よく、スタミナを奪わなかったのだ。
また、晴れ間はけっこうあったものの、比較的薄曇が多く、ウルトラマラソンのコンディションとしては最高のお天気であったと思う。
2.ウエア
「完走記その5」でも書いておいたが、ウエアやシューズなどの選択が上手くいったこと
ウエアは天候の変化と自分の疲れを想定して選んだのが正解。
特に前半使用したCWXの7分丈は、膝をしっかりホールドしてくれていたので脚の痛みが、初フルマラソン時よりもなかったのだ。
さらに、シューズは直前で購入し、2,3回しかロング走はできなかったものの、Mizunoのシューズが結果良かった。膝への負担が非常に少なく、通気性もよく、最後までこのシューズで走りとおせた。
3.スタミナ保持
まずは直前まで徹底して、「米飯」を多く食べておいた。プラス一口多く食べ、さらに当日の朝はあんぱんも加えた。
そのほか、ユンケルはスタート前とレストステーションの2回。
カーボショッツはコーラ味を スタート前とレストステーション後の2回。
パワーバージェルウメ味を20km付近で摂取。
給食ポイントで摂取したものは、主に前半が多く、後半は水と、塩、レモン主体でなるべく腹を重くしないようにした。結果的ではあるが、前半に補給することで後半のスタミナ保持ができたように思う。
4.音楽
これは最後の10km以外はずうっと聞いていたのだが、結局飽き防止になった。また、吉田卓郎やユーミンなどいまさら?という音楽を追加しておいたことで、精神的にリラックスできたのは本当によかった。
5.ロング走の走りこみ練習
最後に、やはり練習がきいたと思う。
坂道の多さに対しては、間違いなく、昨年来からのトレイルが効果を出している。坂道のくだりでも同じだ。
今になって思えば、あの坂道でも、宝塚からの六甲上り口への坂道より楽だったし、六甲内を走ることにくらべれば楽であったのだ。
そして、この春実行した、京都~大阪50kmの2回、そして京都~奈良40km走1回。さらに、大阪城公園42km1回。また、30km走は月1回以上必ず実施していた。
これらの練習の成果は、このウルトラでは本当に効果があったと実感している。
最初のかすみがうらフルで、32km地点でリタイアしたあの脚の痛みも苦しさも辛さも微塵もなくなったのだ。
やっぱり、「走った距離は裏切らない!」のだ。
【敗因】
1.何と言っても前日の過ごし方
やはり、お腹の不調は非常にダメージが大きかった。
前夜祭では日本酒、ビール、チューハイを飲み、ホテルに戻って焼酎2杯。これらが結局腹を痛めたのかと思う。やはり、今後は3日前より禁酒を心がけたい。
2.70km走
結局、本番まで1度も50km超を走れなかった。もし、70km走を1度実施していたらもっといい結果が出たと思う。
3.坂道攻略
結局は100kmを、限られた体力で 最大効率で消化するのがウルトラである以上、体力をどう使い切るかが勝敗の分かれ道になると思う。従って、負担の大きい坂道をどう攻略するか?歩くことも含めよく研究が必要かと思う。
ウルトラは長い時間をつかって長い距離を走る以上、天候などの影響をモロに受ける。
今回の隠岐の島の天気はある意味最高のコンディションであったと思う。
暑すぎず、寒すぎず、晴れすぎず、雨はふらず、風は心地良い程度で・・・
そして、タイミングよく現れる、地元の人たちの応援が、自分を常に奮い立たせてくれたのは言うまでもない。