隠岐の島 ウルトラマラソン 完走記 その1
大阪のマンションにようやく帰った。
15時05分発の、一日1便の飛行機に乗り、伊丹に到着。そして、すぐに打ち合わせに向かい、会社に行き事務処理をしてそして帰宅した。
午前はなんとものどかで、しかし午後はあわただしい一日であった。
さて、完走記を記していきたいと思います。
振り返ってみれば、一言で終わってしまう一日のことでしたが、しかし、長い長い一日であったことは言うまでもありません。
14日の午後 隠岐の島の飛行場につきました。
久々に乗る、JALエアコミューターは、プロペラ機。
プロメラ機というのは、まさに飛行機という感じがします。
ブーンという独特の音がします。
そう、戦争映画などで、B29が本土空襲をした時にバックで鳴る音のような・・・(すみませ不謹慎かもしれません。でも、どうしてもそういうイメージをもってしまいます。)
飛行機から眺める隠岐の島は、ほぼ円形で、キレイな島でした。
道路が見えましたが、ここを翌日自分が走る姿を想像はできませんでした。
飛行場に到着すると、すでにバスが待っていました。
受付会場までの直行バスです。
なんと、手配のすばらしいことか・・・。
(しかし、これは、序の口であったのを、後で知る)
飛行場から、受付会場に向かいますが、もうすでにコースの距離表示が見えました。
あと3km・・・明日、自分はこの標識をどういう状態で通過するのでしょうか?いや、通過できる状態になっているでしょうか?
そして、牛の放牧が見えました。
なんとのどかな島なのでしょう?
素晴らしい景色です。
こういう場所を走れること自体が幸福なのかもしれません。
そして、赤い橋を通過し、しばらくすると坂道。この坂道が、コース最後の坂らしいのです。
しばらくして受付会場に到着。
受付会場では、係の人が下足を入れる袋を持って待っていました。
なんて準備のいいことなんぼでしょうか?
受付もすぐ終わり、そして、掲示板を見ると・・・なんと、事前に会社の人に発信していた「応援FAX」が・・・
それも、8割がた、自分に対するものです。
「宣伝しすぎちゃった」という感じでしたがでも、嬉しくないはずはありません。
みんな、一生懸命書いてくれました。
FAXは持ち帰っていい と書いてあったのではがしていると、この大会に参加する方でしょう・・「あら、おたくへのメッセージですか?」と、「ほとんどあなたへのメッセージですね・・・。どこかのお役所の方ですか?」などとたずねられ・・「ええ、まあ、いや、宣伝しすぎちゃったみたいで、恥ずかしい・・・」とかわけのわからないことをいって、はがしていました。
そして、ホテルへ向かいます。
ホテルへも巡回バスがあって、15分に1本はあります。
バスに乗るとすぐ到着。
しかし・・・ホテルとはいっても名ばかりのもの(失礼)、まあ、こんなもんでしょ。ということで部屋に入り荷物をおき、前夜祭までの間、しばらく買い物に出かける。
ホテルの状態をみて、朝食などはもしかすると期待できないかもしれない と思い、地元のスーパーを探しまわる。
1軒、おおきなスーパーを発見。1階はドラッグストア、地階が食品スーパー。
そこで、水と氷、そしてバナナ。さらにおにぎりとおはぎを購入。
朝食で満足できない場合にこれを食べることに。
それらを購入して部屋に戻る。
早速、氷や水を冷蔵庫に入れて、あとはのんびり前夜祭の時間をまつ。
前夜祭は18時半から・・・18時にホテルを出れば十分間に合う。
そして18時になり前夜祭の会場に向かう。
チラホラ、ランナーの姿を見かける。みな、前夜祭の会場に向かっている。
会場につくと、大勢の人がまっていた。
そして、いつのまにか前夜祭開始。
この場所でもいわゆる「青年団」のような組織なのかもしれないが、男女の若い2人の司会進行で始まる。
10くらいの大きなテーブルが用意され、そこには牡蠣やバイ貝などの海の幸。そしてひじきも。
しばらくして開会宣言がなされ、地元の「隠岐の誉」(かならず、○○の誉っていう酒があるよね~)で乾杯。
そして、牡蠣を中心に一気に食べ物が無くなる。
隠岐そばというそばもあるが並んでいてなかなかまわってこない。
乾杯のときに、ちょうど会場入りしたほぼ同じ年代のような方とお話をする。
着ていたTシャツは、「磐梯ウルトラ」の表示が・・・ということはなかなかの経験者のようだ。
彼も昨年もこの隠岐の島をチャレンジしたようだが、98km地点で時間切れとなったとのこと。
相当厳しいんだ・・・
会場では、スクリーンにコースの厳しさを現すような写真が・・・坂が多い・・・トンネルが多い・・・
経験者は、走ったというより、坂との苦闘だったとのこと・・・大丈夫か・・・またまた不安になる。
前夜祭はものの1時間で終了し、ホテルに戻る(これもバス送あり!)。
ホテルにもどると早速夕食。
ここで、焼酎をいただいた。(これがいけなかったようだ。後で後悔する)
海の幸の食事をいただきながら、焼酎はあっという間になくなり、「海藻焼酎」というのもいただく。
ロックでいただいたのだが、これがキツかった。
というより、とにかく、早く寝付くことが大事。
明日は3時には起きないと間に合わない。
そう思って思いっきり酔うことにしたのだ。
ホテルのマスターは、「コースを下見しておきました」といって、写真入りのパンフをくれた。
よくできている。
おや、前半にすごい坂があるらしい
そして、やたら長い坂もあるようだ・・・
マスターは「とにかく坂が多いですよ。それにトンネルも多いですよ。」と・・・
ますます不安が増す。
本当に走れるのだろうか?
それより、坂が上れるかな?
期待と不安が交錯し、そして、けっこう酔っ払って部屋に戻る。
そしてすぐにシャワーを浴びてベッドに倒れこんだ。
まだ、21時。
今から3時まで寝れれば6時間は眠れる。
そして、・・・すぐに寝入った。
キツい焼酎は、ここまでは正解であったのだ・・・。
(つづく・・・)