トレイルランニングへの敷居の高さとは・・・
「走る」ってことは、「歩く」ってことに、ちょっと飛び跳ねることをくわえたような、ま、そういうレベルからスタートする。
そして、小さいころから、「走る」っていう行為を、ことあるごとにしているので抵抗感・・・いわゆる「敷居」は高くない。
あとは、「マラソン」と呼ばれる長距離を走りきれるかどうかの話で、これは昨今は、「東京マラソン」という、なんといなくファッショナブルな流行のおかげで「敷居」が低くなっているといえる。
(しかし、ちょっと、昔までは、「ただ黙々と走っている人」=「おたくっぽい自分の世界の人」という感じだったかもしれないが、東京マラソンやホノルルや、長谷川理恵さんのおかげでずいぶん変わったのだと思われる)
マラソンへの敷居はずいぶん低くなったなあと最近は感じている。
だって、大阪城公園でも、その他のマラソン大会でも、けっこう多くの人が走っているし、ウエアも華やかになった。これはまさにマラソンがメジャー化してきたことで、良い傾向であることは確かだ。
しかし、「ウルトラマラソン」や「トレイル」は次のステップのように感じるが、いずれも未だ「敷居が高い」。
その「敷居の高さ」って何だろう?と考えると(特に、トレイル)、それは、事前、事後にあると思う。
まず、トレイルの場合、軽い丘を走る程度のものであれば大きな問題はないと思うが、本格的に山に入ろうとすると、「道具」が欠かせない。
①トレイル用のシューズ(底のゴムが固く磨耗に耐えるもので、グリップ力の強いもの。さらに、ゴアテックスのような防水・通気性の確保が必須である。しかし、なかなか入手し難いものでもある。
②水(リザーバと呼ばれる水筒)。命にかかわるものなので、水筒は絶対に必要。これもちゃんとしたものを購入しようと思うとなかなかShopも見つからないし、何を選んでよいかわからない。
③ウエア関連。山に入ることは、激しい天候の変化を耐えられるウエアが必要になる。
④地図。そして地図読み。これが、方向音痴の人はとても苦労すると思う。地図を入手してもどっちがどっちだかわからなくなる人が少ないとはいえないと思う。
⑤そして、走り終わった後。走り終わった後には、すぐに熱いシャワーを浴びてスッキリしたいが、山ではその場所がないのである。
これら5つの課題があるように思う。
しかし、自分が意外にスムーズにトレイルに入れたのは、特に⑤のポイントが大きかった。
六甲の場合、宝塚にも、有馬にも、三宮にもSpaや温泉があるのでその点で走り終わった最終地点がSPAであったわけだ。
だから、ストレスなく思いっきり汗を流せる!
②についても予想以上に自販機があるので、補給が可能であったこと。さらに、コンビニも必ずあったことがポイント。
④の地図読みも意外に自分は方向は間違えないし、一度通過した場所は忘れないところもポイントであった。
最近は、RUNNERSの別冊で、トレイルの本も発売されたが、これらの「高い敷居」をクリアすることをなかなかできていないと思う。
トレイルは走ってみると、確かに上っていくのはタイヘンだが、尾根伝いや、枯葉の多いクッションのきいた小道を走るのは最高に気持ちいいのだ。
この経験を、ぜひ味わってもらいたい と思うのだが、これら5つの関門が高い敷居で乗り越えられない人も多いのだと思う。
そこで、
もし、トレイルをはじめたいなあ・・・と思った人がいたなら、どうか、昭文社の「山と高原」の地図を購入し、走りたいルートを探したうえで、⑤のSPAや温泉を探してください。
ここを目標にして走ることをお勧めします。
実は、山道だからこそ、温泉も近いはずです。
①~③は専門店(モンベルなど)に行けば解決できます。
まずは、走りたいルートを考えて、その目的地に温泉マークがあれば、俄然、走ってみようかな?と思います。
走ってみればわかる、トレイルの楽しさ!
しかし、高い敷居をどうすればクリアできるか?
自分も、最初は面倒だなと思いましたが、しかし、今では、昨日走ったばかりなのに、また今日も六甲に行きたくなるというトレイル中毒になってしまうのです。
なんてったって、枯葉をサクサクと踏みつけて気持ちよく走れるってこと、こりゃ、最高に気持ちいい!