遠慮
異動が決まって、正式に公表されてから書類や自分の荷物の整理、そして引継ぎの準備をしはじめた。
昨日は、関西に行っていたので、あまり気付かなかったのだが、たしかにどんどん新しい体制に変化しているようだ。
昨日、関西に行っても、当然前任者も感じたのだろうが、今日は反対に自分は淡々と自分の作業をして今まで自分の部下だったものたちや、また新しい体制に対して、あまり関わらないようにした。
出て行くほうがいいだろうが、たしかに、残された方は決して楽ではなく、大きな負担がのしかかることで、ストレスも相当なものだろう。
そういう思いがして、遠慮しながら自分の片付けをしていた。
帰るころになって、元自分のスタッフが「話がしたい」と言ってきた。
相談にはのったものの、結局新しい体制下の話ゆえ、自分が関与するのはいけないと思った。
組織とはそういうものである。
仕方がないのだ。
片付けをしていると、3年前に作成した自分の書類が出てきた。
よくもまあ、こんなにしっかりしたものを作ったものだ・・・。それだけ完成度が高かったのである。
しかし、なぜ、当時はそんなしっかりとした書類が作成できたのだろうか?
今は、どうしてできなくなってしまったのだろうか?
立場の変化?
あまりの素晴らしい出来に、捨てるにはもったいなく、スタッフに残してきた。参考になればと。
デスクまわりは相当片付いたので、あとは引継ぎを淡々と進めるだけ。
これで、数日後はここから去ることになる。
また、一区切り。