石原都知事の「東京大マラソン」会見内容
Ogamanさん発案による、「Smile Running Project」は、確実にブログを中心に浸透しつつありますが、
ここで、先の11月11日にNY出張報告の際に説明のあった、石原都知事の発言内容を掲載しておきたいと思います。
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ニューヨークシティのマラソンですけど、これは非常に参考になりました。この主催団体のニューヨーク・ロード・ランナーズのウィッテンバーグ会長、これは女性ですけども、彼女とかですね、一般の市民を含めた、日本人も随分参加していますね。私と同じ37歳のある日本料理店の親父さんなんか、10回目で出ると言う。「あなた、本当に走れるのか」と言ったら、「いや、最後は幽霊のごとく、よろよろと歩きますけども」という。それもね、42キロを歩くということも体にいいんでね。そういう人も含めてね、みんな7時間ぐらいかかってやっているんだな。
それで、驚いたのはね、子供たちが乗っているスケートボードね。あれにですね、座って、とにかく下半身を何かで両足をなくした人が、とにかく手にね、大きな、分厚い、ボクシングに使うグローブのようなものをはめて、それで地面をこいで走るんだね。普通の身障者の手や足でこぐ四輪車と違ってね、そういう自分の慣れた道具で参加する人、かなりのスピードで走っていくのでたまげましたが、そういうマラソン全体を、先導車に乗せてもらって、スタートの地点からフィニッシュまでの全コースを回りましてね、大会の雰囲気を肌で感じ取ることができました。
いろいろなことを感じましたな。周辺の市民がですね、それぞれの地域の特性に合わせていろいろな行事をやっていて、バンドで演奏したり、いろいろなことをしていましたね。それでまたアマチュアのね、いわゆるプロのランナーでない、6時間、7時間かかって走るような、自分の親戚や奥さんや、亭主や子供たちを見守るために市民が出てね、プラカードを立てて、見送った後、また先回りして、先へ行ってもう1回応援するとか、ブロンクスとかブルックリンとか、いろんな特徴のある地域を過ぎて、中にはユダヤ人の多い地域、これはまたユダヤ人の人たちは、典型的なユダヤ教徒は、例の黒い帽子をかぶってね。ひもをたらして、ひげを生やしてね。この人たちはまた全然無表情にジーッと立って見ている。何となく不気味というかね。本当に無表情に、しかし静かに立っているというのも、ちょっと見ものだったけれども、そういう変化をランナーたちが楽しみながら走っていくわけですが、詳細はMXテレビをはじめ幾つかテレビ局が取材していたので、そういったものでこれからも参考にもしながらですね、大会を盛り上げて作っていきたいと思いますけども。
1つ感じたことは、ニューヨークというのは道が悪いね。こんなに路面が悪いとは思わなかった。野口みずきさん(野口みずき:マラソン選手、アテネ五輪金メダリスト)、かつてのアテネのゴールドメダリスト。この間、ベルリンでも優勝した彼女が表彰を受けるんで来ていましてね、アベベ賞というんですか、あれをもらったんですけども、彼女も本当に、彼女は走りませんでしたがね、恐いぐらいに道路の表面がよくないと。下手したら捻挫しそうでね。あれは本当にランナーにとっては非常に恐い。特にスピードを持って走るランナーには恐い条件だということを言っていました。まあよたよた歩く人には別に関係ないだろうけども。
まあ東京はね、その地域地域の町会にもお話しして、商店街にもお話しし、それぞれの地域、いろいろなお祭りをやっていますからね。そういう主催者にお願いして、いろいろなイベントを沿道で繰り広げながら、プロのランナーは一生懸命走るでしょうけど、参加することに意味を持って走る、あるいは歩くランナーたちは悠々と沿道を眺めながら走れると思います。
当初、私も車だけじゃなしにね、実際にマンハッタンを歩いていてもですね、それからニューヨークに着いての飛行場の行き帰り、高速道路を走っても、ものすごく道路の表面が悪い。どうしてあのまま、ああいうものを放置しているのかよくわかりませんが。
いずれにしろ、これはマラソンというよりも、マラソン祭りだな。ということで、私はね、東京シティマラソンではなしに、東京マラソンにするということだったけど、この名前を私は変えましてね、「東京大マラソン」というタイトルでやります。
あと1年余ありますけどね、ボストンなども参考にしたい。ボストンははるかに東京より、ニューヨークよりも道幅が狭いようですから、これはまたいろいろな参考になると思いますけど、準備期間をフルに活用して、また海外からの参加者や観客をいかに多く集めるかを大きな課題として努力していくつもりです。
まあ今後もですね、各方面からいろいろご意見いただいて、なるほどニューヨークはね、三十数年続いているわけで、それだけの歴史がありますけどね、東京は最初からそれにはなかなか追いつけないでしょうが、しかし、たくさんの事例がね、すでにあるわけだから、そういうものを参考にして、準備万端できるだけしましてね、なるほどという大会にしたいと思っております。
*****ここまで
という内容です。
石原都知事も相当関心も高く、なんとか成功したいという意気込みが感じられます。
我々としては、この大会をやはり、走ってきた立場から良い大会にすべく、今回のプロジェクトについても東京都に報告して、支援いただくのはどうかな?と考えています。
しかし、プロジェクトに賛同いただいている皆さんのご意見もありますでしょうから、ぜひ、ご意見をください。
行動としては、都に対してメールなどで、「Smile Running Project」の話をさせていただき、ご賛同される方々は、今回のLogoマークを掲出して楽しく走れるようにさせてください という内容のものになると思いますが。
もし、これで、都庁としても「なるほど、いい企画だ!」と思ってもらえば、広報や、マスコミも関心を深め、相当インパクトのある活動に展開可能かと思っています。
ただ、私もこのような企画が「商業的な利用」をされてはいけないと思っています。
なお、石原都知事も話されているように、NYの道路は本当に良くないです。私も出張時にちょっと走ってみたのですが、アスファルトはところどころ削れ落ち、よく足元を見て走らないと確実に怪我をします。それにくらべ、ボストンはまだ良いほうでした。東京の道路が決して満足いくものでないのは、「夢舞い」でも学んでいますが、そういう「人が走れる道路」について、考えていただいたのは、ひとつの進歩かもしれません。
ただ、海外からたくさん人を呼んで、観光収入を上げたいというような意識がチラホラ見え隠れするのが気になりますが・・・