こんにちは!


僕は中学から大学まで思う存分陸上をしてきました。


1日に、20㎞や30㎞といった距離を走るので、
時には身体が悲鳴を上げて、
どこかしらに痛みが出てくることもあります。


膝、ふくらはぎ、太もも、股関節、背中など、
色んなところに怪我をしてきました。


最近、今まで自分が怪我をしてきた歴史を
詳しく振り返ってみたのですが、

不思議なことに、左足よりも右足の方に、
痛みが片寄っていることに気付きました。


「なぜかな」と思って色々考えてみたのですが、
ふと窓ガラスに映った自分の走りを見た時、
「これだ!」気付くものがありました。


脚が着地をする時に、
右足は左足よりもO脚気味で、
膝が外に曲がっていました。

更に右足は、
着地をして、後ろに蹴りあげる時に、
足首が安定せず、内側に回転していました。


よく考えた結果、これが原因だな、と確信をしました。

改めて、正しいフォームは大事だな、
と思い知らされました。




僕の経験を少し書きましたが、
このブログを見ているあなたには、
怪我はしてほしくありません。


ですので今回も、正しいフォーム、
特に足の着地について、
お話ししようと思います。


正しい着地の仕方を身に付ければ、
怪我のリスクが大幅に減り、

少ない力でも効率良く走ることが
出来るようになります。






まず気を付けることは、
「足を地面にまっすぐにつくこと」です。


走っている時に、上から、
自分の爪先の向きを確認してみて下さい。


爪先が、内側や外側に向いていないでしょうか?


足の向きが、まっすぐ前を向いていないと、
怪我をしやすくなります。


また、まっすぐ足をつくことで、
効率良く地面に力を伝えることが出来ます。


僕もそうだったのですが、
意外と出来ていない場合があるので、
良く確認してみて下さい。




また、鏡や窓ガラスなどで、
自分の走っている姿を
正面から見てみて下さい。


がに股や内股になっていないでしょうか。


膝が外に出て、
両膝の間が離れている状態をO脚、

反対に、
膝が内側に入り込んでいる状態をX脚
とも言いますが、

どちらも怪我をしやすい特徴があります。


ただ、生まれつきの部分もあるので、
そこまで深刻になる必要はありませんが、

自分の姿勢を気にしながら、
脚がまっすぐ下に伸びているかを意識して、
走ってみて下さい。


意識するだけでも
だいぶ変わってくると思います。






「まっすぐに足をつくこと」
について述べてきましたが、

あとは、
「走りながら、地面にブレーキをかけないこと」
にも気を付けてみて下さい。


走る時は、着地の力を全て、
前に進むために使いたいところですが、

力が前に掛かり、
ブレーキが掛かってしまうことがあります。


着地の度、足に大きな衝撃が掛かっている時や、
スムーズに進めてないな、と思う時は、
このことを意識してみて下さい。


考えることとしては、

着地の時に、力をしっかりと
地面に(前ではなく、後ろに)伝える、
ということです。


また、分かりやすい方法があります。


気を付けの姿勢から、そのまま前に倒れてみて下さい。

自然と片足が前に出ると思います。

この時の着地の感触で、走り続ける、
というのが、感覚を見付けるオススメの方法です。






このように、着地一つを見ても、
奥が深いことが分かると思います。


特に、着地というのは、
怪我に直接関わってくるので、
丁寧に行ってみてほしいなと思います。


大切なのは、毎日の積み重ねです。


是非、日々の練習で意識をしてみて下さいね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!