こんにちは!


僕は昔から、
「努力をすることは大切だ」
「努力をすればなんでも出来る」

と言われ続けてきました。


きっとあなたも
そう言われてきたのではないでしょうか?


努力は何よりも大事だと思いますし、
努力が報われる世の中であってほしい、
そう願っています。




しかし、現実はどうでしょうか?


残酷にも才能の差を見せつけられたり、

「こんなに頑張っているのに」と思っていても、
中々結果が出てくれなかったり、

そんなことは
人生の中でよくあるのではないでしょうか?


僕も、今までの競技生活の中でそうやって悩んで、
悔しさのあまり、
部屋で何時間も泣いていたこともありました。




しかし、努力を否定するつもりはないので
安心してください。


ただ、ランニングをするにあたっては、
正しい努力と間違った努力があることを
覚えておいてほしいのです。


どちらの努力も、
人生の上では決して無駄にはならず、
何らかの糧になるとは思います。


しかし、間違った努力をしてしまうと、

自分が頑張るほど負のサイクルに陥り、
伸び悩み、いわゆるスランプ状態に
なってしまうんですね。


せっかく努力をするのなら、
自分の頑張りを最大限に
結果に結び付けたいですよね。






という訳で、
今回は努力を最大限結びつけるために、
必ず心掛けてほしいことを紹介したいと思います。






それは、「自分の走る時の姿勢に気を配る」
ということです。


「そんなの誰だって知ってるよ」
と言われるかもしれません。


しかし、良いランニング・フォームというのは
非常に奥が深く、

陸上を10年間やってきた僕も未だに、
より良いフォームを追及する日々を
過ごしています。


「走る」という動作は、
腕を振ることで、その勢いとリズムが
上半身を伝わり、下半身に届き、

足を振り上げ、その力を着地の際に
地面に伝えることで、
推進力を生み出しています


腕、背中、腹筋、お尻、太もも、ふくらはぎ、
そして足先まで、

体全体を総動員させて生み出される
複雑な作業なのです。


更に、身体を動かすには、
呼吸をして酸素を取り込んだり、

食べ物や飲み物を消化し、
エネルギーに変える必要があります。




こんな風に「走る」という
シンプルな動作をするためには、
これほどたくさんの要素が関わってくるのですね。


ということは、
体のどこかがおかしな動きをしていたら、

それが全体の複雑なシステムに悪影響を及ぼし、
かみ合わなくなってしまいます。


すなわち、いくらがむしゃらに走っても
体がうまく作用せず、

記録が伸びず、
更に怪我をする、

そんな地獄のような状況に
陥ってしまいます。



ここで必要となってくるのが
「正しいランニング・フォーム」です。


正しいランニング・フォームを
身に付けることで、

体全体が正常に作用して、
最大限の力を発揮することが出来ます。


これが出来ると、
あなたの努力の効果が2倍、3倍・・・と
みるみる上がっていく、という訳です。







ここまで簡単に説明をしてきましたが、
フォームの大切さについて
お分かりいただけたでしょうか?


ですので、
これからは今まで以上に自分の姿勢に
気を配って走ってみて下さい。




次回からは、実際にどこを気をつければ
正しいフォームで走れるのかについて

詳しく説明していきたいと思いますので、
是非ご覧になってみて下さいね。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!