そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく茶色くあかるい机の上で
わたしの手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたのビイルを酸性にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉にビイルの泡はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
OMO子はもとのOMO子となり
ビイルのグラスを一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして
あなたのビイルはそれなり止まつた
机の上に置いたビイルの右側に
すずしく光るレモンを今日も置かう
(レモン哀歌 / 高村光太郎)
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◆06月07日(火)
朝、ふくらはぎの張りを感じたのでラン回避。
夜は、軽くトレミで汗を流す。
◆06月08日(水)
朝外ラン、夜トレミ
※ このブログのネタのためだけに購入したレモン、4個で約180円なり。
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インドネシア飯
No. 003
サテアヤム(焼き鳥)
甘辛いピーナッツソースで食べるでござるよ。
(ビールに合うーー--!)