地獄の始まり | シンガポール DE ランニング

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驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶ

 

ボストンマラソンですが生涯走ったレースコースで一番きつかったレースコースです。

 

アップダウンの激しさもその理由ではあるのですが、マラソンのコースで私がきついと思うのは上りよりも下りのコースで下りがコースの前半にあると大体後半は足が死にます。

 

まだマラソンを知らなかった時はずっと下るマルタマラソンを引退のレースにしてベストタイムを狙うなんて言っておりましたが経験をするにつれ下りのコースほどやばいことを知りました。

 

で、ボストンマラソンですがスタート地点でMCが何度も最初は物凄い下り坂だよ!!とアナウンスします。

 

下り坂って言っても半端じゃない下り坂だよ!!想像しているより鋭角に下っているからボストンマラソンを走ったこと無い人は気を付けて!とアナウンスします。

 

もうこの時点で終わったと思いました・・・(´・ω・`)

 

そして実際にスタートして走ったのですが・・・いや~~~恐ろしいほどの下り坂で出だしから物凄い憂鬱になりました。

 

また、このような大きな大会あるあるなのですが、こっちは下り坂で慎重になりたいのに下り坂だからと言ってイキって後ろからどんどんプレッシャーをかけるランナーが多いんですよ・・・。

 

そう・・・久々にレースを走って思い出したのが大きな大会であればあるほどスタートから数キロは周りとのペースも合わないこともあり危険この上ありません。

 

おまけに私は完全に足が出来ていないので周りより遅いペースで走りたいのにどこに行っても後ろからのプレッシャーが半端なく危険なので仕方なく諦めて周りが落ち着くまでそのブロックのペースで走ることにしました。

 

その急激な下り坂を終えたら上り坂となり少し安堵するとまた下り坂・・・。

 

ボストンマラソンはハードブレイクヒルでしたっけ?上り坂がきついイメージがあるのですが、このコースは完全に下り坂が厳しいコースでもう15km地点で死ぬことは分かっておりました。

 

また、暑さに強い私ですがこの日のボストンは晴天で気温もぐんぐんあがっており、久々にレースで給水地点を全部行く羽目にもなってしまいました。