ちょっと早いですが2010年の読書まとめをしたいと思います(´∀`)

過去の読書記録はこちら

2009年は17冊。

2010年はちょっと少なめの14冊読了。



面白かった本ベスト3は

1.さまよう刃 /東野圭吾
2.茫然とする技術 / 宮沢章夫
3.四度目の氷河期 / 荻原浩


1.さまよう刃

少年犯罪について強く考えさせられる1冊。

娘を強姦によって殺された父親が

犯人に対してあってはならない復習を。。。

もし私が同じ立場だったらと考えると

とても心が痛くなります。

正義とは何か。

残された家族の心情や葛藤を絶妙なタッチで描く

東野さんの筆力はやっぱり素晴らしいと思います。


さまよう刃 (角川文庫)/東野 圭吾

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2.茫然とする技術

私の「笑い/テキストの師」の宮沢せんせー。

どこを切っても「宮沢節」全開。

「金太郎飴」な作品なので中だるみは生じますが

そんなことは一切関係なし!

絶対電車では読めない爆笑エッセイです。

初めて読まれる方には「アップルの人」がお勧め。

茫然とする技術 (ちくま文庫)/宮沢 章夫

¥714
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アップルの人 (新潮文庫)/宮沢 章夫

¥540
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3.四度目の氷河期

一歩間違えば凡百の青春モノとなり得る話を

「僕はクロマニヨン人の子かもしれない」と言う

かなりぶっ飛んだ設定を違和感なく盛り込む事で

一味も二味も深い話へと掘り下げた一冊。

誰もが「自分は普通じゃないのかも」と悩み苦しむ青春時代の

心の葛藤を非常にうまく描いた1冊だと思います。

話の中に出てくる「陸上」の話は

ランナーにとっては嬉しいスパイスになるかも。

最近私の日記で登場する「ある日突然」はこの本のフレーズです。

四度目の氷河期 (新潮文庫)/荻原 浩

¥820
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以下、今年読んだ本の一覧。


■荻原浩
押入れのちよ
あの日にドライブ
四度目の氷河期
ハードボイルドエッグ

■奥田英郎
最悪

■恩田陸
夜のピクニック
ネバーランド


■東野圭吾
さまよう刃

■宮沢章夫
茫然とする技術



■米澤穂信
ボトルネック


■竹内薫
99%は仮説

■その他
筋肉のしくみ・はたらき事典
栄養の基本がわかる図解事典
体のツボドリル


記事の中にリンクを作成しましたので

興味があれば是非読んでみてください(´ー`)