フィニッシュはマルチレイヤーなので、まず3トーンのイエローを吹きます。そしてイエローの下地の段階で一度水研ぎをしておきます。
塗装の工程が多いので、塗膜が分厚くなるのを避けるためです
このボディーを見て、アウトプットジャックが無いことにご注意ください。
今回のオーダーでは、アウトプットジャックが独特な位置に変更されているので、サイドジャック方式に変更されているフェルナンデスのFRTのボディーを使い、そのサイドジャックの穴を埋めているんです
そして、新しいジャックの位置というのは、ここです
それから、リアPUがツインになるために、ハムバッカー用にザグられた穴では、ちょっとだけスペースが足りない部分を削る必要がありました。
それから、この段階でネックポケットを彫り下げる作業もやっておきます。
サンバーストの仕上げです。
イエロー ⇒ ブラック ⇒ レッド の順番です
それからヴィンテージホワイトです
ちょっとピンボケ
ペグはクルーソンスタイルの物(GOTOH製)
ヘッド形状はオーダー通りに…
ナットも牛骨で作り直してあります。
問題はレリックの程度です。
これは参考となる画像を送っていただけると、もっとハードにやって欲しかった あるいは これはやり過ぎだ
といった加減が分かりやすいかと思います。
という訳で、レリック具合については今依頼主様に問い合わせ中です