アッセンブリーはHSHで組みましたパー

ハムバッカーもシングルコイルもFERNANDES製品から取り外した物ですが、機種はバラバラでどれを何から外した物かもう覚えていません。ハムバッカーは片側のポールピースがアジャスタブルになっている一般的なデザインの物ではなく、12個ともノンアジャスタブルポールピースになっている物をチョイスしていますが、それは意図的なものです。

ハムバッカーにタップ機能を持たせる場合、タップ時に2つのコイルのうち、どちらを機能させるか悩ましい問題です。

起動するコイルの位置はトーンに大きく影響するし、そもそもセンターピックアップとのミックス時にフェイズアウトにならないようにすると、もはや選択の余地が無いこともあります。

そういった場合、全てのポールピースがノンアジャスタブルであれば、いざとなったら前後逆に取り付けることも可能になりますキラキラ

HSHの定番配線となったオートマチック・デュオ・サウンドシステムに先鞭をつけたIBANEZのRGシリーズは、フロントとリアのそれぞれ内側コイルが起動するようになっているようです。

しかし改造ブログで市販品と同じような物を作っていても意味はないと思い、今回のギターはタップ時に、それぞれリアはブリッジ寄り、フロントはネック寄りのコイルが作動するように配線しました。

リアはパワー不足にならないよう、(デザインは同じでも)フロントより倍近い直流抵抗値のあるパワフルなピックアップを搭載しています。

HSHストラトは、今述べたように(ハーフトーンポジションでフロントとリアが自動的にタップされる)オートマチック・デュオ・サウンドシステムに配線されることが多いですが、私の場合はハムバッカーとシングルコイルのミックストーンも得られるように、ハムバッカーにコイルタップスイッチを設ける改造をすることもありますグッ

オートマチック・デュオ・サンドシステムの配線を施すと、個別トーンを装備することはできず、マスタートーンにせざるを得ません。するとノーマルストラトのピックガードでは穴(センタートーン用)が1つ不要になってしまいます。

ここに2回路2接点のミニスイッチでフロントとリアを同時にタップするスイッチを増設するという改造ですひらめき電球

問題は上の画像のように、POT用の穴は8㎜で開けられており、ミニスイッチの6㎜には大きすぎるという点ですチューあせる

ここにピッタリ合うワッシャーのような物があればといつも思っているのですが、なかなか発見できずにいますチーン

これまでは、ガードの穴を一度塞いでから6㎜で開け直すという手間をかけることもありましたが、今回ようやく使えそうな物を身近に見つけました目

これは、安ストラトのペグに使われているワッシャーです。

これが外径8㎜、内径6㎜でピッタリなんですキラキラ

ただし、この出っ張り部分は不要なので、ここを削り落とさないといけませんDASH!

金ヤスリの上でゴシゴシ削っていきます。ディスクグラインダーでやれば早いでしょうが、微妙な力加減が難しいので手作業でやりました。

          素晴らしい‼

でも、ピックガードを塞いで穴を開け直すのと、どっちが楽かと言われると、ビミョ~な手間のかかり具合ですうーんはてなマークはてなマークはてなマーク

とにかくグラつきガタつき一切なしで満足な仕上がりですグッ

       配線もキッチリ正確に…

ワッシャーは腐るほどあるので、時間がある時にまとめて製作しておくのも良いでしょう。やることないので、こっち(福岡)に持って来とけばよかった…