PLAYTECHはまだ塗装工程に入っていません。
ネックジョイント部のネジは4本ともほぼ垂直で合格点でしたが、いかんせんプレート自体がやや傾いて取り付けられていたため、全て埋めてやり直すことにしました。
今回は、やや遅れてスタートした表題のギターの記事をスタートします
以前どこかの記事で触れたように思いますが、ストラトのボディーを5台ほどまとめて落札したものの1つです。ほぼ全てMAVISとして出品されていた物を選んで落札しました。
中国製の中ではBUSKER'Sと並んでボディーシェイプがオリジナルに近いことと、大体が3ピース程度で適度に比重のある材が使われており、おまけにボディー厚もSQUIERのように薄っぺらくないからです
これをいつものように、マルチレイヤーレリックに仕上げます
木地まで戻したら、まずは2トーンに吹き
赤を被せて3トーンに…
マルチレイヤーで塗り潰すからといってテキトーに吹くことはせず、「サンバースト」として出荷できるレベルに仕上げます
クリアコートとウェットサンディングののち、アンダーコートとしてアイボリーを吹きましたが、その段階の画像を残すの忘れました
さらにクリームイエローを吹いて(※今ここまで)再度トップコートを吹き、ウェットサンディングの後レリック加工を施すことになります。
ネックの方も同じMAVISで、これも以前記事にした気がしますが、メーカーの余剰品か何か知りませんが、まとめて大量出品されていた物を30本ばかり落札した物です。
MAVISは以前は本家同様のヘッドデザインでしたが、割と早い時期にオリジナルデザインに移行しました。
これもいつも通りテレヘッド風に整形します
塗装を剥いだら鉛筆で下書き
ノコとノミで大胆にカット
先端部分のカギ形のところも、もう少しシャープにします。
裏側もなだらかに美しく整形
SSH化にあたって最初からSSHのピックガードを買えば楽ですが、余剰部品を消費する必要もあるし、カスタムは自分で加工することが醍醐味なので・・・
在庫品の中で、もっとも色焼けの激しいSQUIERのピックガードを使いました。
ネジ穴も、端材からプラグを作って埋めておきます
リアピックアップには高出力タイプのハムバッカーを搭載しますが、最近はカバードタイプを搭載する例をよく見かけます
流行なのか何なのか知りませんが、私もそうしてみます
80年代の後期にIBANEZのRGシリーズがヒットしたあたりからHSHレイアウトが主流となっているストラト系のカスタムギターですが、70年代から80年代前期まではSSHが流行っていましたよね~
ブラッドギルスあたりが真っ先に思い浮かびますが、そのずっと前のフロイドローズ登場以前からアマチュアレベルでも人気の改造でした
そのせいで、リアをガタガタにザグって無理やりハムバッカーを載せたジャンクギターを今でもよく見かけます
読者さまの中にも心当たりのある方がいらっしゃるのでは