さて、作りかけの物が多々ありますが…
部品待ちで車検に出しっ放しだった車が約3週間ぶりに戻ってきたので、今日は久しぶりにハードオフを4件ほど巡ってきました
すると見つけてしまったんですよ
テレキャスターを強く意識したデザインを持つプレイテックの安ギター
先日紹介した、高橋ツトム先生が連載中『GUITAR SHOP ROZIE』のコミック第1巻 4話に出てくるギターです
この話に出てくる個体ほどではないにしても、問題個所の多いジャンク品です
3300円はチト高いかとも思いましたが、このタイミングで私の前に現れますかね
本当はストックの無くなったプレべがあれば、と思って家を出たのですが、やはり素通りはできませんよね~
私に何かを訴えているようにも見えましたし…
…というわけで、「宿題」を与えられたような気持ちで家に持ち帰ってきました
早速各部を詳細に見ていくと、問題は多いものの、致命的なものはなさそうでした
キズというか、塗装が欠けてしまうような打痕が多いので、かなり手荒く扱われてきたようです
かなり厚い塗膜が欠けてしまっています
私の場合、どのみち木地まで戻してリフィニッシュするので、こういったダメージは問題になりません
トグルスイッチのナットは欠落し、ボリュームがグラグラになっています。ボリュームはナットが緩んでいるだけかと思いましたが、ナットがしっかり締まっているところを見ると、シャフトが折れているようです。
私の場合、電装系も全てやり直すので、これも問題にはなりません。
なぜか1~3弦のサドルのイモネジがありません。
容易に補充もできますが、おそらくブリッジ自体を交換することになるでしょう
意外だったのは、この手のギターは3㎏を切るようなスカスカの材(桐?)が使われている印象を持っていましたが、計ってみると実際のストラトやテレくらいの重さがあります
標準的なテレ・ストラトの重量ですが、偏見のせいかズシっと感じました
さて、これをどう料理しましょうかね~
マンガでは、リアピックアップを「インベーダー」に換え、ペグの交換やフレットの擦り合わせを実施し、「オットも牛骨にした。」というのは「ナット」の誤植でしょう
そしてブラックにラッカーリフィニッシュしてピックガードも黒に換えたようです。
偶然ですが、私もブログを始めるずっと前の2014年にハリケーンのテレに似たような改造を施していました
【フロントはダブルレールですが、リアがインベーダーになっています】
「ロージーレプリカ」に仕上げてもいいのですが、私としてはこの変な形のヘッドも変えたいし、せっかくなので、BLACK CAT流に思いっきり弄ってやろうと思います
いつ出来上がるか分かりませんけど…