すみません
実はとっくの昔に完成しておりました
【フォトジェニはチープなクリーム色のバックパネルですが、黒で作り直しました】
③の記事が8月4日ということは、もう一か月も経っていますが、やってもやっても終わりが見えないボロ屋のリノベーションと、オリンピック⇒パラリンピックで夜はテレビの前から離れられず、ギターの事は二の次になっていました
おさらいと共に細部の画像を掲載しておきます
元は抜け殻状態のPHOTOGENIC製レスポールですが、黒い塗装をすべて剥した上でボディートップの外周部分を彫り下げてヴィンテージレスポールのグラマラスなボディーシェイプを再現
塗装は当然オールラッカーリフィニッシュですが、FENDERの赤とは異なるチェリーサンバーストの透明感のある赤を再現するのにかなり苦労しました
ゴールドトップに代わって1958年に導入されたチェリーサンバーストですが、ショーウィンドウに展示しただけでトグルスイッチに掛けられたプライスカードの跡が影として残ってしまうなど、赤が簡単に飛んでしまい、今日「レモンドロップ」として見られるように紫外線に弱い塗料が使用されていました。
1960年になって色が飛びにくい染料系の塗料に切り替えられたことで、これ以降は赤みの残ったBURSTが多くなっています。
今回はその赤みが薄く残った状態を目指しました
当然ノブも60年製のメタルトップノブにしてあります。
ビグスビータイプのビブラートユニットを搭載しましたが、より実用性を高めるためにローラーサドルのブリッジを装備するとともに、ナットにもローラーナットを装備
セッティングを詰めることができれば、通常よりも大胆なアーミングも可能になると思います
フロイド並みに演りたい人は、さらにチューナーをマグナムロックにでもすれば完璧でしょう
before (たしか3000円)
after
これはすぐに出品せず、少し手元に置いて楽しもうと思います