これまたかなり間隔が開いてしまいましたね
空き家のリノベーションに加えて炎天下の部活のようなこともあって、休みとしている日も疲労がたまって、カスタム作業に向き合えないでいます
今日は雨のおかげで久しぶりに気温が低かったですね
表題のテレは塗装は終えています
3トーンサンバーストを吹きましたが、つい先日のOPBのブルーメタリックが缶の半分ほどしか吹いていないので、残り半分を使ってこれも同じようなレイクプラシッドブルーのマルチレイヤーに仕上げようと思います
実はビグスビータイプのビブラートユニットには苦戦を強いられています 妙案が浮かぶまで他の作業に取り組みます
以前のシンラインのキットにもビグスビータイプのビブラートユニットを搭載し、ナット部分でのチューニングの狂いに難儀しました
今回は平行作業中のレスポールに先行搭載したローラーナットを、こちらにも装備してみることにします
ローラーナットといえば、ジェフベックモデルのウィルキンソン製が真っ先に思い浮かびますが、この安物キットと同じくらいの値段しそうなので、やはりチャイナパーツですね
まずはローラーの頂点が0フレット位置にくるように指板面の長さを調整した上で、土台となる平面を出します。
こんな感じで搭載しますが…チャイナパーツはそのまま使える代物ではございませんで、一度バラしてからローラーに弦溝を切り直し、指板アールにも適合させないといけません。
電導ドリルの先端に取り付けて、ナットファイル用のヤスリで溝を切っていきます。指板アールに合わせた溝の深さをまで切削します。
溝を切り終わったら再度組み立てます。これで完成ではなく、実際に弾いてみてから、またバラして微調整を繰り返すことになります
まだネジ留めはしません。全体の高さはローズ材を削ることで調整します。とにかく、まだまだかなりの時間を要します
話は変わりますが、ちょうど一年前の9月12日の記事「ベースの合間にテレを1本やっておきます⑤」の最後に紹介した漫画
高橋ツトムさんの「ギターショップ・ロージー」のコミック第1巻が7月に発行されていました
ビッグコミック増刊号に連載中ですが、すぐに買い忘れるのでコミックになるのを待っていました
米国製の名器の修理・改造ばかりではなく、1980年製ARIAPROⅡのレスポールを、KISSのエース・フレーリーのスモークレスポールに改造するという話(発煙装置と燃えているように見える強力なハロゲンライトが仕込まれている)
※実際の仕組みについてはシンコーミュージック1996年刊『世界を変えたギターたち』P32に本人のインタビュー解説あり
あるいは、安物ギターの代表格「PLAYTECK」のテレキャスターもどきを大改造する話
ラストの話は、私も一時期所有していた自分の誕生年1965年製のストラトを…これは改造するのではなくて、SSH&フロイド仕様のメタル機に改造されたものをノーマルに「戻す」話
ストラトは、なまじ製造年の記載があるので、ストラト弾きは自分と同い年のストラトを探し求める傾向があります
実はラージヘッド以外で私も一度手を出しました
7月ボディーと7月ネックのコンプリートを探すこと数年
ライブハウスに持ち込むのはリスクが大きすぎて家弾き専用でしたが、それでは愛着が湧くはずもなく、家を購入する時の頭金のためにアッサリ売却
とにかくこのマンガ、当ブログの読者のような方にはテンションの上がるストーリーが満載です
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