この土日で完成させるつもりではありますが、例によってそう簡単にはいかないでしょう![]()
では作業を続けます。
フロントに増設されたEBタイプのハムバッカーはいうまでもなく高出力なので、組み合わせるPタイプにも力負けしないようなモデルを搭載しないといけません。
マイ・ワイフの後を継いでメインベースの座に就いたピンクBBはディマジオのモデルPを搭載しているようですが、マイ・ワイフのピックアップについては情報を得られませんでした。
FENDERのノーマルよりはポールピースが若干大きく見えます![]()
私はストックパーツを使ってできるだけ安く作る必要があるので、FERNANDESに搭載されていたプレべ用ピックアップを使います![]()
ポールピースをツインマグネットで挟んだ構造で、露骨なモデルPのパクリですね![]()
直流抵抗値は13kΩ近くあって、モデルPより大きいくらいです![]()
ちなみにディマジオはこの構造で特許を取っていたようで、私が資料として保管している最初期のモデルPには「PAF」ステッカーが貼ってあります![]()
フェルがコピーしたということは、特許はもう切れているのでしょう![]()
次にペグを全て黒い物に交換します。
フェンジャパのレプリカはこういった点も無視していて全然本物に見えませんよね![]()
Dチューナーまでは装備しませんけど…
それから、アウトジャック付近のピックガードを、3つのワッシャーで留めてあります。
ステレオアウトで2本のプラグを挿し込んであるし、激しいステージアクションでジャックにかかる負荷に対抗するためでしょう![]()
2つは黒いネジで留めてあるようです。
「ここまでやるか?」シリーズですね![]()
あと、うっかり忘れるところでしたが、ナットをブラスで作り直さないといけません![]()
おそらく前オーナーの仕業でしょう。普通はマイナスドライバーを当てて軽くハンマーで叩くだけで外れるはずですが、アロンアルファでガッチリ固められていて外れません![]()
無理に外そうとするとナット溝を痛めてしまうため、中央にノコで溝を切り、両サイドから叩いて砕くしかありません。
ブラス材のストックを見ると、かなり大きい物しかありません![]()
こりゃあ 3~4時間はかかりそうだわ![]()
このモデルはFENDERカスタムショップからもレプリカ出していませんよね![]()
大変過ぎるし、採算が取れないと判断されてるんじゃないですか![]()
※6/14一部編集しました。ご指摘感謝いたします![]()








