この連休は当然ながら巣籠もり作業ですが、今年に入ってから実施している「効率化プログラム」も上手くいってます
休日をほぼ全て塗装剥がし作業に回し、平行プロジェクトのうち、同じ作業はできるだけまとめて実施するというものです。
メーカーのように分業でやっている訳ではないので、木工⇒塗装⇒電装⇒組み込み、と一人でやっていると、道具の出し入れや後片付け、掃除にかかる時間がかなり多かったのです
塗装作業などは天候にも左右されるので、それぞれ工程をずらした方が良いと思っていましたが、これが大きなムダを生んでいたのです
さらに…よく似た仕様のモデルを一緒に作業すれば、さらに効率が良いのも分かりました。
例えば昨年夏に手掛けたSQUIERのJVシリアルのジャズべとTOKAIのジャズべを双子のように仕上げた際には、かかる時間は2倍ではなく、1.5倍かそれ以下で済みました
そこで今回の連休…
よく似た2本のストラトを同時に作業することにしました。
ジョン・メイヤーのストラトで、ライブ映像などを見ると、少し前に製作したメインのブラック1ストラトと交代交代で使用されているサンバーストです。62年あたりのモデルでしょうか
そしてもう1本は
ジョン・フルシアンテのサンバーストですね。一般的に62年製と紹介されており、事実スラブボードですが、ピックガードのネジ位置がセンターPU寄りになっています。この位置変更は指板がラウンドボードに切り替わった後なので、交換されたものかもしれません。
とにかく、60年代初期仕様の物を一緒に作業します。
メイヤーの方は単品落札したボディーですが、これは明らかにFERMAの物です。前回のブラック1にFERMAを使ったので、今回のメイヤーもこれにしたのです
【材が何かは分かりませんが、ほぼ均等割の3ピースHSHです】
もう一方のフルシアンテの方は、これも単品購入したボディーですが、正体が分かりません
【元色はホワイトで、3Sザグリになっています】
どちらもキッチリ木地まで戻した上で、ネックポケットをきれいに仕上げ、穴も塞ぎます。
…そして二人仲良く3トーンサンバーストへ
なんとかゴールデンウィーク中に仕上げたいと思います