私がジャガータイプを弄ることはめったにないのですが、塗装を剥がした状態で3年以上放置してある物をいいかげん仕上げたいと思います
これまでに私が手掛けたジャガーは、「過去の製作品」の中にある「有山じゅんじジャガー」だけです。これを3本ほど作り、実はコレもそうするつもりでストックしていました
ご覧の通り、Barclayという安ブランドのジャガーで、キャンディーアップルレッドのマッチングヘッド
いくらで買ったか記憶にありませんが、ジャンク品の割には結構な値段だったと思います。
LegendやFERNANDESにも現代的にアレンジしたジャガータイプがありますが、それらはストラト等と同じ648スケールでした。対してこのBarclayはちゃんとショートスケールです
プリセットボリューム等のジャガー特有の装備を持っているのはポイント高いですが、それ以外のパーツはジャガー用ではなく、例えばピックアップはストラトの物で、ブリッジはGIBSON系の物を流用しています。
あと、トレモロユニットも未装備で、テイルピースはただの鉄板で、画像のようにその下には何もありません それから、普通は金属プレートになっている部分も、プラスチックのミラーガードです。
購入して半年ほど経ったところで塗装を剥がしましたが、剥いでみてビックリ
かなり良さげな2ピースアルダー材が姿を現しました
木地着色をするとさらにイイ感じです
これは「有山じゅんじジャガー」だとレイクプラシッドブルーで塗り潰すことになるのでもったいない
予定変更してナチュラルで行くことにしました
さらに(いつものように)木部以外のパーツを一新し、クールなカスタムギターに仕上げます
国産のべっ甲ガードをはじめ、金属パーツにも純正品を投入。リアPUはP-90、フロントにはミニハムを搭載します。それからGIBSON系のブリッジも、スタッドを埋め直してジャガー用パーツに交換します
・・・ところが、この選択が悲劇を生むことになるとは、この時はまだ気づきませんでした