細かいネジ類はほぼゴールドメッキが落ちているようなので、これはピカピカの新品を購入したりせず、早く剥げ落ちるようにメッキ塗料で塗ったネジを使用することにして、ペグとトレモロブリッジとジャックプレートは、それぞれナチュラルエイジングが進んだ中古パーツを落札して集めました。
ジョイントプレートとネジ、ストラップボタンは在庫があったので、それをペーパーで少々メッキを落としました
ペグはケースが「D」の形をしている物で、これはフェルナンデスに搭載されているのをよく見ますね
ピックガードアッセンブリーは、元々ついていたものでも良かったのですが、在庫パーツの中にまったく同じ物で、ピックアップカバーやノブが、もっと茶色に色焼けが進んでいるものがあったので、ピックガードにそれらの電装パーツを移植しました(※配線は全て引き直しています)
ポールピースにも錆が浮いていて、まんまヴィンテージルックスになっています
ノブやスイッチノブの色焼けもイイ感じです
これらのハードウェアーやピックガードアッセンブリーを生地着色の済んだボディーに載せてみると・・・
このまま組んでもメチャメチャかっこエエやん
・・・とはいえ、すでに①を公開済みなので、初志貫徹します
このモデルは、SRVのNo,1とか、ロリー・ギャラガーみたいに、塗装が残っている部分より木地むき出しの部分の方が多いくらいにハゲハゲなので、「塗って剥がすか」「養生して塗るか」の二択で悩みます
以前、メイプルネックの塗装剥がれの表現で、タックシールを切り抜いたものを事前に貼って塗装する方法を試しましたが、ものすごく手間がかかりました
結局は今回も「先に楽して後で苦労するか」「先に苦労して後で楽するか」の問題で、どちらも大変なことは同じなので、やったことのない後者を試してみます
ピックガードやジョイントプレートの下は、当然正確に塗装が残っているはずなので、表側はもっと複雑で、火曜日はほとんどこの作業に費やしました ちぎり絵ですね
本当は黒を塗ったあとで一度テープを剥がしてウェットサンディングをすべきですが、さすがに再度同じように貼るのは手間がかかり過ぎるので、このままトップコートも吹きます
丸一日置いてテープをはがすと・・・
このあと汚し加工や研磨が待っていますが、そこそこリアルに仕上がっています
この週末には完成できるでしょう