よもやのロゴ問題で大変お騒がせし、申し訳ございませんでした
今回の件では改めて考えさせられることも色々とありましたが、なにより実に多くの読者の方々が具体的なアクションを起こして下さっており、驚きと共に大変心強く思いました
この場を借りてお礼申し上げます
ほんの数年前までF社・G社のロゴ付きが大手を振ってまかり通っていたことを思うと進歩は認められますが、まだまだゼロにはなりません。そういうこともあって熊本の男性は見せしめとして送検されたのではないでしょうか
ご存じない方は「FENDER・偽物」とでも打てばすぐに記事が出てきます。
証拠品が原宿警察署で押さえられているのは、購入した人が東京在住だったからです。
サイトから画像を保存して拡大して見ると、ロッド調整口はヘッド側で、指板エンドの角が角ばっているところを見ると、明らかに(私は絶対使わない)つば出し20フレットネックですね
木が露出した部分が白木のままで艶があるので、塗装を剥がさずオーバーラッカーしたポリレリックでしょう。販売価格は24000円だったそうです。
そんな事より、先ほどヤフオクを見ていると、「ブロードキャスター2ndプロト」の個人製作品が出品されていて一瞬ドキッとしました
すぐに自分の製作品ではないと分かりましたけどね
私が3年ほど前に作ったのはバタースコッチブロンドを模した黄土色に塗りました。
今出ている物が最初に出品されていたのは昨年か一昨年のことで、よく覚えています。
それを落札者が放出している物でした。昨日の今日なのでドキッとしたのですが、そもそもオリジナルもFENDERロゴなどは貼ってありません
出品物は1stプロトであるスネークヘッドのようなホワイトで塗られ、ペグはロトマチック、弦はトップローディング、アウトジャックは四角いプレート式だったと思います。
私の物はバックローディング加工やカップ式ジャックプレートにしたので違う物と分かりました
それより、これの再生産2号機をほったらかしにしているのを思い出させられ、焦っています
もう作りはじめの最初の方の記事がいつだっかも忘れました
実はほぼ完成状態に至ったのですが、長期保管中に乾燥が進んで塗装が目痩せし、木材で埋めたフロントPUキャビティーやコントロールキャビティの部分がうっすらと分かるようになっていたので、一度バラして研磨しなおし、もう一度軽く塗装を吹くべきか様子を見ているところです。
それからSELDERベースなので、ヘッドの平面形がややデブで、先日テレ寄りにアレンジしたステレキャスターのヘッド(同じSELDER)のように、FENDERの型紙によってスマートに整形し直そうと思っています
以前の記事でも取り上げたと思いますが、この2号機は弦のバックローディング加工は無論、
ペグはプラスチックつまみのGOTOH製クルーソンタイプ
打ち込み式ジャックカップ
マニア向けUSA製電装パーツ
とどめはオールマイナスネジ
とことんオリジナルの仕様を再現して完成させますので、もうしばらくお待ちください