大胆にカットして整形したヘッドは生地着色と塗装まで終えましたが、ウェットサンディングと研磨は数日乾燥させてからになります。
コンター部分をカットしなおしたボディーは3トーンサンバーストのハードレリックに決め、ブラックを吹き始めましたが、日曜日は少々風があったので取り返しがつかなくなる前に途中でやめました
【風のない日に綺麗にやり直します】
気を取り直してピックガードの加工を実施しました
今回の電装系は、HSHではなく、フロントとリアにP-90、センターにシングルコイルのSSSになります
先日、4本目となるSUGIZOを作っていて感じたのですが、P-90×3発というのは少しやり過ぎではないか
これだとストラトの音は完全に断念することになるので、SUGIZOさんの大ファンならともかく、広く一般ユーザーを考えた場合には、センターにはストラトのピックアップを残した方が興味を持つ人が多いだろうと考えてのことです
私自身、P-90と普通のシングルコイルのハーフトーンがどんなものか聴いてみたいというのもありましたし、まぁ自分へのオーダーというか、「妄想シリーズ」の中に入れても良かったかもしれません
コントロールは1ボリューム・1トーンで、ミニスイッチによってセンターがフロントとリアにシリーズ接続される回路も組み込みます。
P-90自体が充分に太いトーンを持っていますが、さらにセンターPUがシリーズ接続されることでハムバッカー並みのパワーが得られるはずです(その場合のセレクターは、ハーフトーンのポジションもセンターのみの起動になります)
大して作業が進んだ訳ではないので、今夜は福岡の実家にいる黒猫のクロチを紹介します
一昨年の暮れに、生まれて間もない時に家族に迎えました
カラスに襲われたのだと思いますが、両目を失っています。地元で中学校の教師をしている姉が、登校時に生徒が可哀想に思って拾って来たものを引き取りました。
当然目は見えませんが、日常生活に支障がないどころか、これまで飼ってきた無数の猫たちの中でも最も有能で利口です
家の内外の様子は全て頭の中に3Dでインプットされていて、庭の散歩が日課で、階段の上り下りはむろん木にも登ります
夏にはセミも捕まえます
野生の力は、障害などものともしないんですね
東京のクロは天国に行きましたが、今はクロチがBLACK CAT工房のアイコンです