ミュータントベースは無事に依頼主の元に旅立ちました
25日未明には福岡の実家へ車で発つため、先の記事を急ぎます
次なるお題がコレなのは、すでに記事にしました
この画像は本人のライブ映像からの本物だと思いますが、以前にレプリカの参考にした時から、さらに使い込まれた感じになっています
これは日本のロックをほとんど聴かない私でもカッコいいと思います。
依頼主は基本的にこのイメージで製作されることを希望なさっていますが、私はマルチレイヤーのブラックにすることを提案し、その了承を得ました
塗装の工程は単純なブラックの2倍以上に増えますが、私の提案なので追加料金などはいただきません
ブラックマルチレイヤーだからと言って手を抜かず、あくまでサンバーストとして出荷できるクオリティに仕上げます。
3色吹いてすぐブラックではなく、一度クリアも吹いて、しかも水研ぎまで実施します。
ここまでやらないと、ブラックの剥げた下から自然なサンバーストが出ないのと、結果として塗膜全体を薄く仕上げるためにも途中での研磨工程は重要です。
それからブラックを吹きます。
25日に発つので年内完成は厳しくなってしまいましたが、同時並行でアッセンブリーの製作にかかります。
実はP-90×3発のストラト用ピックガードは、ヤフオクでも安いパーツが売られていますが、私は今回トーカイSS38から外した年代物のピックガードを加工して使用します。
ちょっと大変ですが、カスタマイズとは、単なる「交換」以上のものである方が意味があるし、余剰パーツの有効活用にもなります
ナチュラルエイジングが進んでいて、よりリアルに仕上がりそうです