かなり間が空いてしまっているので、申し訳ありませんが①と②の記事は遡って参照してください爆  笑

オーダー優先ということもありますが、実は根本的な設計変更を行いましたあせる

 

当初の計画では、ジーン・ベイカーのオリジナルに比較的忠実に製作したオーダー品の1号機から若干の変更を加え、フロントPUをテレ用に換装し、サーキットを疑似HSH回路に変更。カラーをオリジナルに近いチョコレートブラウンサンバーストにする予定でした。

 

3基のピックアップを含めたピックガードアッセンブリーは早々に完成しましたが、ネックの調整に躓き、次に塗色で迷路に迷い込みました。チョコレートブラウンサンバーストは試し吹きの段階で却下。ワインレッドサンバーストも試しましたがイマイチ汗

結局ストラトにはよく合う3トーンサンバースト&レリックで塗ってみましたひらめき電球

 

ところが!!

連日の強風でサンバースト塗装ができないでいるうちに単色で塗った3号機が先に完成DASH!

しばらくは自分で楽しもうと思っていたら一巡目であっさり落札され、短期間しか弾けませんでしたが、これに採用したテレブリッジに触発され、やはりもう少しテレ寄りに改造したくなりましたメラメラ

・・・かと言って2号機にもテレブリッジを取り付けようというのではありません。

ステレキャスターにトレモロアームはいらんやろひらめき電球思ったのです爆  笑

それでまた自分で大変な苦労を抱え込むことになるのですが、トレモロキャビティーを埋めてハードテイル仕様に変更しようというのです。実は何度も経験のある作業なので、丸一日かかることは分かっています。

大雑把にいって3個のブロックを切り出すことになります。

① スプリングキャビティー

② ユニット本体が可動するスペース

③ ボディー表面の開口部

 

①はまず接着面の塗装をきれいに落とし、比較的単純な形のブロックを作って塞ぎます。

難しいのは②で、穴の形が複雑で、特に縦のサイズは左右で2.5㎜ほどの違いがあります。

別な木材で隙間を埋めるのではなく、あくまで1つのブロックを加工して成形します。

 

何度も何度も現物合わせをし、スムーズに入るように削っていきます。

だいたい入りそうになったところでハンマーで叩き入れたくなりますが、それはNGですあせる

ここで重要なのは、キチキチではなく、気持ち隙間がないと接着剤が入り込むスペースさえ失い、時の経過とともに「狂い」が生じ、最悪の場合木材の脱落などが起こることになります。

③は一番小さい部材でボディー表面の開口部を塞ぐだけです。

最後にハードテイルブリッジのベースプレートを載せてみます。

あとは埋め跡の塗装とバックローディング加工ですね音譜

作業が長引いたおかげで、時間をかけて修正したネックも使えそうですグッニコニコ