電装系の作業に移る前に、1・2弦のペグが外方向に傾いて取り付けられているのが気になるので、修正しておくことにします。前回の物は修正の必要なところはほぼ皆無だったのに、こちらはそうではないようです
ペグを外してみるとご覧の通り
1・2弦はネジが二度打ちされています。一度目で内側に傾いているのに気づいたようですが、失敗したネジ穴を埋めることなく次のネジ穴を開けたんですね。こういったネジ穴1個分もないような微妙なズレの場合、少し間を離さないとビットが流れるため、今度は反対側に傾くことになります。要するに馬鹿野郎ですね
きれいに一列に並べるには面倒でも失敗したネジ穴は埋めないといけません。それに検品係の目は節穴なんだから修正の結果も自分で確認しないといけません。ペグのつまみ部分を水平に並べ、その間隔が均等であれば合格です。私の場合、演奏状態で手が届き易いように4つとも気持ち手前に傾けるというアレンジをすることもあります。
さて電装系の作業ですが、ピックアップが1つ増えたので、5穴プレートを用意しました。ノーマルな4穴のままサイドジャック方式に変更するという選択しもありますが、そうすると益々「なんとかZ」と同じ外見になってしまうので、多少は遠慮して5穴プレートを導入します。
配線は単純に3ボリューム+1マスタートーンです。5穴プレートは当然ながらノブの間隔が狭くなって操作しづらいのですが、やや小ぶりなノブを装着しました。
それと「なんとかZ」はコントロール裏仕込みでプレートは無しですが、コレはミラーピックガードとプレートも銀、ブリッジも新品ピカピカで光り物がギラギラし過ぎていると感じたので、アクセントとしてトーンノブだけ黒にしてみました
そのブリッジは重量のあるヒップショットタイプで、弦高とオクターブのほか、弦間ピッチも調整可能という優れものです
明日は休日でセットアップに時間を取れるので完成できるでしょう