ピックアップの3芯化が済んだらセンターPUを追加してピックガードに搭載し、オートマチックデュオサウンドシステムに配線します。

 

レバーセレクターには様々な種類があります。かつてはオリジナルFENDERが採用している米国製のOAK社やCRL社。国産のDMシリーズやYMシリーズがメインでしたが、近年の中国製は緑色のBOX型の物が用いられていることが多く、この緑色の物にもコモン端子が2個の物や1つにまとめてある物、端子の並びが異なる物など色いろあって厄介ですあせる

いずれにせよ中身が2回路で成り立っていることに違いはなく、テスターで調べて各端子の対応関係を把握しておけば難しいことはありませんニヤリ

私は米国製のCRLや国産のDMシリーズの場合、便宜上内側を表回路、外側を裏回路と呼んでいますが、国産のYMシリーズや近年の中国製の緑色のセレクターの場合は一列横並びになっているので、テスターで調べてFとかRとか印を入れておけば良いでしょう。

 

オートマチックデュオサウンドシステムの配線はとても簡単なので、ここに概要を記しておきます。

表回路のフロントとリア端子にそれぞれのHOTを繋ぎ、センターのHOTのみ裏回路のセンター端子に繋ぎます。フロントとリアのタップ線も裏回路のそれぞれの端子に繋ぎます。そして最後に裏回路のコモン端子と表回路のセンターの端子を繋いで終了。表回路のコモン端子は通常通りボリュームPOTの3番端子に繋いでアッセンブリーは完成です。シリーズ接続回路ではないので、全てのCOLD線はまとめてPOTの背中にハンダづけしておけばOKですグッ

 

ちなみに今回はボリュームの位置をリアピックアップに近づけたため、ボディー側も少し切削することになりましたチュー

ボディーに組み込んでみると、特に大きな違和感もなく、アイバニーズっぽいHSHギターに生まれ変わりましたウインク

これでストラトっぽいハーフトーンが出せるようになり、2ハムよりもはるかにサウンドバリエーションは豊富になります音譜

 

カラーは相も変わらず3トーンサンバーストです口笛

 

ハードウェアーはブラックで統一することにしました。在庫は豊富なのに、FENDERのトラッドモデルを作る際には出番はないからです。

       【トレモロはRockoonの物ではありませんが、質量の大きな物に換装します】

特に先日ハイラムブロックに改造した河合楽器Rockoonの黒いハードウェアーが丸ごとありますしねひらめき電球

                      【ペグはGOTOH】

明日(日曜日)で完成できればいいな爆  笑