閲覧注意 ウソです
山下昌良風PPTJ ジャズベバージョンの完成です
過激な仕様であるにもかかわらず、スラブローズネックに3トーンサンバースト、べっ甲ガードという典型的な60年代スタイルのヴィンテージジャズベの装いをまとっているところが売りです
多ピックアップ化にともなってコントロールプレートにはアクティブジャズベ用の5穴プレートを使用。
各ピックアップのボリュームとマスタートーン、トーンノブのPULLでリアのツインJタイプのピックアップのシリーズとパラレルを切り替えます。ノーマルでシリーズ接続、PULLでパラレル接続になります。
屋内用の小さなアンプではシリーズとパラレルの差があまり認識できないかと思いますが、スタジオで大音量で鳴らせばパラレルはかなり高域が強調されたサウンドであることが分かります。
前回記事に書いたようにボディーもPPザグリにしてあるので、ピックガードレスにすることも可能です。
元ザグりを埋めていないのでコントロールキャビティーにつながる溝は開いたままですが、そこから配線が見えるところもカスタム感があっていいです。
ただし、普通のジャズベであればネジを外すだけでピックガードも外せますが、このベースはLegendのつば出し21フレットネックなのでネックを外さないとピックガードも外せません。ノーマルLegendであれば少し余裕があって外せるかと思いますが、このベースの場合は塗装がのって凸凹したネックポケットをきれいに研磨し、さらに弦高を低くセットできるように1mmほど彫り下げているので「ひさし」部分にピックガードがピッタリはまるように調整してあって余裕がありません。
製作画像では主だった加工部分しか紹介していませんが、いつものようにネジ穴というネジ穴は一度全て塞いで高い精度でリビルドしています。
重量はデジタル計測で4230gと、ベースとしては理想的な重量でしょうか。
出品は8月6~7日あたりを予定しています