1年以上放置していたのでもう忘れ去られているかもしれませんが作業再開し、遅ればせながら完成させました
前回記事は①が19年の4/19、②が4/24、③が4/26、④が4/30です。雑誌の立ち読みから思いつきで始めたものの、思いのほか厄介な作業が続き、そのうち興味を失って放置していました。誰も欲しがらないような気もしますし…
しかし、これ以上寝かせておいても夜中のうちに小人がやってきて完成させてくれる訳でもないので重い腰を上げることにしたのです。
このモデルは大半がナチュラルカラーのようですが、このギターはトグルスイッチを移設した跡が残るので塗り潰しカラーにするしかなく、雑誌にあるブルーにすることにしました。40年経っているという設定なので経年焼けを表現するために黄変したトップコートと青が重なって若干緑がかったブルーに塗っています。埋めたトグルスイッチのバックパネルの部分は長期間放置の間に塗装が痩せて若干跡が分かりますが、表側は再修正したのでほぼ分かりません。
過去記事もまとめておくと、FLAVORのボディーに先日と同じFERNANDES製RLG-80のネックを組み合わせています。違和感なくジャストフィットしています。FLAVORのパーツはチープな上に劣化していたのでテイルピース本体とジョイントプレート以外は全て交換しています。
ピックアップは長年のストック品で詳細は分かりませんが、洋白のベースプレートにボビンは4本の真鍮製ネジで留められ、表面端にはスクエアーウィンドウ、ワイヤーは網線、マグネットは当然アルニコと、やけに細部にこだわってPAFを再現した作りになっているので、80年代国産もののような気もします。
思いつきで不人気モデルの再現に手を出してしまいましたが、作るからには「使える楽器」に仕上げたつもりです