ちょっと最近忙しくしていますが、レノンもう1本行きます
「なんちゃってボブ・マーリー」に仕立てようと思ってずっと前から秘蔵していたフェルナンデスHLG-80S
いよいよ作業に取り掛かろうかと思い色々調べ始めると、ちょっと難物でした
一番のネックは(文字通り)そのネックで、レスポールカスタムのネックみたいなブロックポジションマーカーですが1フレットには入っていません。またヘッド周りには中途半端な白いバインディングが巻かれています。
そういった細かい所には目をつむって安物のボルトオンレスポールカスタムのネックを使うにしても、いらない部分がまた余剰パーツとなって蓄積されてしまいます。そもそも創作ギターのためにアチコチからツマミ食い的にパーツを調達してきた結果、使わなかった「余剰部品」が大量に溜まってしまったのに…
最近のテーマである「余剰部品の消化」に逆行するカスタムはしばらく封印しようと思います
そういう訳で、HLG-80Sのネックとボディーを離散させることなく、まるごと1本そのまま使えるレノンをもう1本作ることにしました
前回同様、チャーリークリスチャンピックアップは怪しい偽物を自作します。雑誌の画像からおおまかなサイズを割り出し、白と黒のガード材の切れ端を加工して組み合わせ、それっぽい外観に仕立てるのです
裏を返せばストラト用のピックアップです。一応アルニコ仕様
ハムバッカーサイズだったフロントのキャビティーを一部塞いでシングルサイズに…
それが済んだらピックガードも自作します。昨年夏、設備投資によって導入した電動ノコが大活躍ですが、手ノコのように精確な切り出しは困難で、ただ早いだけがとりえです
慎重にやってもこのガタガタ具合で、これを完成状態に持っていくのはとても根気のいる作業です
塗装もすでに完了しているので組み上がったら公開します