これまでに何本ものジャズベースを1960スタイルに改造してきましたが、今回は事情があってのプロジェクトです
まずはコレを見てください
普段はCTS製のスタックPOTとMONTREUXのスタックノブを使っていますが、このスタックPOTは日本製で、1980年前後のARIA PROⅡのSBシリーズに使われていた物です。これにはARIAオリジナルの樹脂製ノブが組み合わされていて、CTS用のスタックノブはシャフトの径が違って使えません
けれども、過去数年間でARIAから外したこのパーツが何組もストックしてあり、何か使い道はないかとずっと寝かせてあるのです
最近、安物のテレについていたノブが一般的な物よりもやや小ぶりだったので、何とかこれを使えないかと試行錯誤してみました。下段のトーン用のダイヤルは樹脂製とはいえARIAの物がそのまま使えます。色が本物同様に黒いので違和感もありません。問題は上段のボリューム用ノブで、テレ用だとちょっと高さがあり過ぎます。
そこで下部のスカート部分を電動グラインダーで削って背を低くしてみました。
すると、ちょうどいい具合にサイズダウンできて納得のルックスを得ることができました。CTSとMONTREUXの組み合わせと比べても遜色ありません。機能も問題なしです
【こちらがCTSとMONTREUXの組み合わせ】
強いて難点をあげれば、上ノブと下ノブで取り付け用イモネジのサイズが違って、2本の六角レンチを用意する必要があることくらいです。
またこの小ぶりなテレ用ノブが入手できれば、残る日本製のスタックPOTも全て「1960スタイルJB」に転用していこうと思います