ちょうど1ヶ月になりますが、11月25日・26日の記事の続きです。
新品ながら木地に戻したBACCHUS製のOPB
サンバースト練習の一環で、2トーンに仕上げました。
オレンジの下地は薄く、ムラムラに吹いてあります。理由は、すぐに8割方剝がしてしまうからです
黒の外周も幅が均一ではなく、かなり下手ッピな状態ですね
特にバックコンター部分がテキトーなのは、この部分はほぼ全て剝ぐ予定だからです
うっかり水研ぎの段階で、コード溝を埋めた部分が目立ってしまいました
前回の記事で問題を先送りにしていたブリッジですが、サンバースト練習が本来の目的だったので、他に余計なコストをかけたくありません。そもそも新品をベースとした時点でコストを回収できるか微妙です
そこで2ウェイブリッジへの換装は諦め、ノーマルの4ウェイブリッジをバックロード改造します。
19mmピッチに合わせ、鉄鋼用ドリルビットでバックロード用の穴を開けます。
2mmビットからスタートし、4mmまで広げます。
4mmで開け終えたら、角度のつく支点で弦を傷つけないようにリーマーで面取りを実施しておきます。
各パーツをエイジド加工した上で組み立ててみます。なかなかイイ感じに仕上がりました
あまり手をかけないつもりでしたが、このバックロード仕様は後期型プレシジョンとは異なるOPBのアイデンティティーなので、あえて加工しておきます。
コストをかけたくなくてノーマルブリッジを加工しましたが、裏通しにすることで「弦留めブッシュ」という新たなパーツが必要になるんでした