資金調達のための在庫整理を続けます
昨日のOPBと同時期に平行して製作していたバッカスのジャズベース
元はBACCHUS製ですが、ここ最近の作例でネックのみ利用してきたサドウスキーみたいなヘッドではなく、FENDERのオリジナルヘッドに忠実な形状の初期製品です。私はこれを中古で見つけたら、できるだけ(カスタムベースとして)購入するようにしています。
【うっすらとロゴが見えます】
これを激しく色焼けしたオリンピックホワイトに仕上げました。
今年の春に、実在のヴィンテージJAZZベースをレプリカした物を製作しましたが、それはスタックノブの1961年スタイルだったので、これを普通の3ノブで作っておきたかったのです。
【本物のヴィンテージ:右下の黒塗りはショップのロゴです】
【フェンダーMEXICOをベースに製作】
スタックノブ仕様はとても人気があって売り易いのですが、コントロール部の2軸2連POT(CTS)×2個、スタックノブ×2組、3穴プレート、SWITCTCRAFTジャック、キャパシター×2個で軽く10000円を越えるのでどうしても出品価格が高くなります。
今回ベースにしたのはメタリックブルーの個体
大抵こういうカラーの下はナチュラルやサンバーストにはできないような節など、木目に問題があるか多ピース材なのですが、私は経験から初期物はその限りではないことを知っています(SQUIER等も同様)
果たして塗装を剥がしてみると・・・目論見通りナチュラルでも行けそうな良材です
しかし今回は色焼けしたオリンピックホワイトとの方針に変更はありません。
木地着色の後
プライマー⇒ホワイトアンダーコートですが、実際にはホワイトではなくヴィンテージクリームで塗っています。
【ブリッジカバーの日焼け跡は、型紙を装着して塗装します】
ハードレリックする場合でも、一度きれいに仕上げます。
今回のコントロールはオーソドックスな3ノブで・・・
ミュート機構のネジやブリッジからリアPUに伸びるアースラインはいつもの私のこだわりです
こうして日は暮れてゆく・・・