今日(昨日)は午前中部活があったので、午後から作業をしています
ようやく天気も安定し、時おり外でTHE PAUL他を塗装しながらやっています
拡張したヘッドでは当然ペグの搭載位置も変わると思い、塗装を落とした段階でねじ穴などと一緒にポストの穴も埋めてしまったのですが、加工を最小限の耳継ぎだけとしたので、結局のところポストの位置はそのままでいいという悲しい事態となりました
なのでもう一度同じ位置に穴を開けます。ただしポスト径は18mmと、はるかに大きくなります。
埋めていなければリーマーを使って広げるだけの簡単な作業で済む話でしたが、まったく一から開けるのと同じく、最初に3mmを貫通させてから18mmのドリルビットで切削します。
表側から3分の1程度の深さまで彫り進んだら、今度はひっくり返して裏側から切削します。
【こちらは裏側からの切削風景です】
ここでの注意点は、以前の「PHOTOGENICジャズベースの5弦ベース化」を参照してください。簡単に述べると、表面から裏面に一気に貫通させるのではなく、裏側からも切削し、材の中央で開通させることです。そうしないとビットの出口で木材がひどく割れることになります。最初に貫通させた3mmの穴は、ビット先端のガイドの役割を果たすものです。
【きれいに貫通しました】
塗装工程に入る前に、一度ペグを設置して問題がないかどうか確認しておきます
1・2弦ぺグと3・4弦ペグの間にも適度なクリアランスができ、なおかつベースプレートもはみ出していません
理想的な位置に収まっています
あとは塗装を済ませれば、これが大手術を経てカスタマイズされたものだとは誰も気づかないでしょう
素人の仕事としては充分ではないでしょうか
ボディー側は電装系の総取っ換えとブリッジの変更等ありますが、一番の懸案事項を最初に片付けたので、かなり気が楽になりました
【クロちゃんが3匹いますよ】