クリアのトップコートが乾燥したら、傷や塗装はがれを再現していきます。

通常の水研ぎは1000番くらいから始めますが、今回はトップコートとヴィンテージイエローを研磨することで下塗りのクリームやアイボリーを露出させるので、600番からスタートしました。

ムラっぽく下地が出てきたところで、今度はカッターの刃を使って木地を露出させていきます。

まだやっていませんが、ネック裏も塗装をはがし、オイルフィニッシュにします。

 

先を急ぎますDASH!

表題にある通り、今回のジャズベは1960~1961年スタイルにするので、コントロールプレートには3穴タイプを用い、CTSの2軸2連POTを装備します。ノブも当然スタックノブです。

せっかくなのでジャックもSWITCHCRAFT製にし、オールド感あるクロスワイヤーで配線します。

これは同軸上に2つのPOTを重ねた物で、上がボリュームPOT、下がトーンPOTになっており、同じく2段重ねになっているノブは、下(外)がトーンノブ、上(内)側がボリュームノブになっています。

本当のUSAオリジナルは、POTを取りつけるワッシャーにパンチングがしてあり、下側ノブの凹みにカチカチとクリックが入る構造なのですが、なぜかこのパーツは市販されていませんチュー

スタックPOTはオールドマニア以外にはウケの良い仕様ではないので、わざわざ市販したところで採算が合わないのでしょう。

 

次行きますDASH!

最初に指摘した、まるでPHOTOGENICのようなペグは外してしまい、かなり古いFERNANDES製(スパロゴ期)のプレベから取り外したペグを取りつけてみました。

かなり年季の入ったパーツで、ナチュラルレリックになっていますひらめき電球

ただし、オリジナルのような逆巻きペグではありません。アレは使いづらいのでこれで良しとしますウインク

クマさんのシールが貼ってあったところに日焼け跡がありますが、時間の経過と共に薄くなってくるでしょう。

私は落札者や顧客からF社ロゴを所望されても拒否していますが、今回はなにぶん本物ベースなのでオリジナルの「FENDER」ロゴが冴え渡ります音譜

 

今回はピックガードにも値がはる赤べっ甲を奮発しちゃいますクラッカー

 

そしてブリッジもUSA製スパイラルブリッジを装備します。

新品で5つほど購入し、約2年半ほど書斎の窓際に置いて経年劣化させてきた熟成パーツですラブラブ

いよいよ佳境に入ってきましたよ爆  笑