実家で塗装を剥いだボディーはとりあえず置いといて、昨年から中途半端に手を付けたまま放置してあるプロジェクトを少し片付けようと思いますチュー

その1つが表題のジャズベースです。ジャズベースのプロトタイプは、以前記事にした大きな四角いピックアップの付いた超レア物ですが、不思議なのはコントロールがその後に決定版となる3ノブだったことです。

60年に実際にリリースされた際にはスタックノブで発表され、61年後期まではこの仕様が継続されます。1年ちょっとの間作られていたので、そこそこの数見ることができますが、結局プロト同様の3ノブに変更されたことからも分かるように使いづらいので不人気で、値段も最近までは安かったです。

そんな状況が変化したのは、レッチリのFREAがシェルピンクのジャズベを使い始めてからでしょうか。今では手の出ないお値段です真顔

【以前、フェルナンデス製REVIVALをベースにして製作した1961スタイル:シェルピンク】

 

超レアカラーであるシェルピンクにすると、FREAファンの関心しか引かないので、今回はもう少しポピュラーな色で行こうと思います。ベースにするのは、不具合こそないものの、使用感強めで安く買えたフェンダーMEXICOです。

レストアを兼ねたカスタムですが、初めにことわっておくと、例によってネックとボディーの木材部分しか使いません。まぁジョイントプレートとネジくらいは使うかなうーん

 

まずはバラしです。

最近は本場アメリカ製もそうですが、使われているパーツは中国製と同じような質感の物に変わりつつあるようです。

ぺグなんかPHOTOGENIC製にソックリで、思わず比べてしまいました。

中国製の安物を扱っている気分です。

ピックアップもアルニコではなく、FENNANDESのようなツインマグネットの物です。これらは、電装系もハードウェア類も全てオールドスタイルの物に交換してしまいます。コストは大きく膨らみますが、せっかくの【FENDER】ロゴを生かすためですグッ

 

 【何のパーツだったか忘れないようにメモしておきます】

ブリッジもUSA製のスパイラルサドルに交換するのでコレは手入れしてから封印し、保管に回します。

塗装を剥がすとザグリの形状もまるで中国製ですが、紛れもなくフェンダーMEXICO製です。USA製にもある丸くてカラフルなシールがその証です。おそらく品質検査済のシールでしょう。

それにしても、ボディーとネックポケットにある20mmほどもある丸い大きな穴が気に入りません真顔

組み立てると見えなくなる部分ではありますが、こういうのは放置できませんDASH!

ネックポケットには塗装時のハンドル跡と思われる小さな穴も多数あり、こういうのも埋めてしまいたいと思いますパンチ!