日付が変わってしまいましたが、ようやく完成したのでパソコンに向かっています
ラストワルツで知られる赤銅色のストラトですが、オーダー主の希望で4PUとして製作した物です。リアに追加されたピックアップが隣接していることから、かつてのJ・ベックモデルのようにハムバッカーとして機能しているのではないかという憶測が絶えませんでしたが、どうやらそんな事実はなく、ピッキングで邪魔にならないようにセンターPUの位置を移動させただけで、5ポジションもノーマルな配線らしいです。そして本人はこの隣接したリアとセンターのハーフトーンを好んで使っているとのことです。
では今回の物はどうなっているかというと、まず追加ピックアップを除いては、普通の3シングルのストラトになっています。セレクターも通常の5ポジションとして機能します。
そして、センターPUのトーンノブをPULLした時だけ、追加ピックアップがリアにハムバッキング接続されてSSHに変身するようになっています
【あれ?下がPULLした状態なのですが、分かりにくい】
【回路そのものはいたってシンプルで、大して複雑ではありません】
そういう訳で、ハーフトーンでもシングル+シングルだけではなく、シングル+ハムも可能なので、サウンドバリエーションはかなり豊富です
そんな事より、今回最も苦労したのはこの「メッキ調塗料」で、簡単には文章では語り尽くせない様々な苦労がありました。おかげさまで新たなノウハウを得られたので、それを生かす意味でも3PUの正式な「なんちゃってロビー・ロバートソン」も作ってみようかとは思っています。
前回の記事で公表したノウハウに加え、スプレー缶の60~70%ほど使用したところで金属パウダーの濃度が下がってしまうので、ケチケチして最後まで使い切ろうと考えてはならないと学びました
【画像だとバーガンディーミストのように見えますね】
今週末から一週間ほどまた実家に帰省するのでヤフオク出店はお休みしますが、ブログの記事ネタはストックしてあるので更新はできる予定です