リクエストに応えてブルームフィールドテレを再生産しました![]()
元色は3トーンサンバーストでしたが、ネック・ボディー共にオールラッカーリフィニッシュしてあります。画像では分かりづらいですが、アイボリーの上からクリームを吹き、研磨でムラを出すことでトップコートの焼けを表現してあります![]()
今回のベースはMAVIS製です。これの良いところはヘッドからナットにかけての裏側が最初からなだらかに仕上げられているところです![]()
ただし所詮中国製なので、例によってネックジョイント部分はやり直すことになります![]()
ネックとボディー双方のネジ穴とともに塗装の際にハンドルを取りつけるのに使ったと思われる穴も一緒に埋めます。
ジョイントプレートの上から精確に穴の位置を決め、ボール盤で5mmの穴を開けます。
ロゴ上の小さな穴はEXストラップボタンのために開けた穴です![]()
最初からこれくらいドンピシャに合わせてほしいですが、中国の工場労働者は楽器造り職人ではないので仕方ありません。
4本のネジが垂直に真っすぐ伸びているだけで気もちいいものです![]()
カットされた6弦側ホーンは尖っていてもはや充分な強度がないのでストラップボタンはここに設置します。
サーキットは、POTを分解清掃して再配線してあります。0.001μFキャパシターも追加しました。
フロントピックアップ両脇の四角い切り欠きは、ピックガードを外すことなくピックアップの高さ調整を可能にするための措置で、この穴からドライバーを挿し込むことができます。
近年では、中国製はおろかオリジナルFENDERでさえ、現行品ではフロントPUのピックガードへの吊り下げ方式を採用していますが、ボディーマウント方式とは当然サウンドが異なってくるので、見た目は悪くてもこの四角い切り欠きは正解なのでしょう![]()
【ヤフーBOX公開画像】








