最近マイブームの色焼けしたダフネブルーですウインク

通常のダフネブルーで下塗りしてから若干黄色を混ぜたものを吹き、経年焼けによる色ムラや下地の露出を再現したもので、これを見せたいがためにライトレリック加工も施しています。

傷や剥がれの表現は最小限に留めてありますが、オールラッカーリフなので追加加工は容易です。このままでも充分使い込まれて古びたギターに見えます爆  笑

若干トラ杢の浮き出たネックはスリムグリップで太いフレットが打たれています。このネックもラッカーリフです(グリップ部はオイルフィニッシュ)。

 

通常のダフネに塗ったJVストラトと並べてみると、そのリアルなオールド感が分かります。プラパーツ類もナチュラルレリックの物を選んで装備しています。

    【ペグはGOTOHを搭載】

 

このピックアップをテストベッドに載せて試してみると、カバーを外した状態よりもやや高域が抑えされ、若干マイルドな印象になります。これは予想と違いましたが、よく考えてみると、レスポールのハムバッカーのカバーと同じような作用をしているのでしょうひらめき電球

さてサーキットの方ですが、このギターには「隠れHSH配線」を施しています音譜

普段はノーマルな3シングルのストラトとして機能し、センターPUのトーンノブをPULLすると、フロントとリアにはセンターがシリーズ接続され、事実上HSHレイアウトのストラトとして機能するという配線ですビックリマーク

セレクターは5ポジションで、PULLした状態ではセンターとハーフトーンのポジションはいずれもセンターのみの起動となります。そしてフロント側ではフロント+センターの直列接続、リア側ではリア+センターの直列接続で出力が倍増します爆弾

 

シリーズ接続回路を盛り込んだストラトというと「ブレンダー回路」が一般的ですが、そういった物のほとんどはシリーズ機能と引き換えにノーマルストラトの機能を一部失う場合がほとんどでした。この回路にはそういった問題はないので、私が製作するストラトの多くはこの配線をほどこしています。

唯一の難点は、ストラトの外見も変更したくなくてストラト用ノブのままなのでPULLしにくいところでしょうかチュー シリーズ接続を多用する人はテレ用のノブにでも交換してくださいあせる

見た目だけチャーリー風ですが、実際の中身は普通のストラトで、シリーズ接続によるパワフルなサウンドも楽しめますウインク音譜

 

【ヤフーBOX公開画像】

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