ことしもあと10日。


カウントダウンが始まりました。


なんだかあっという間だったな~


そして、私が会社員でいるのもあと10日。


私事ですが、ことしいっぱいで15年9ヶ月勤めた会社を退社し、プータロー専業主婦となる予定です。


…いや、間違いなく働くとは思うのですが…。


次の就職先を決めずにやめることにしました。



15年のうち、2年前までの7年半は夢だったスポーツの物書きという仕事をさせてもらいました。


8割は血反吐を吐くほど苦しかった。


時間との勝負。表現と行数との葛藤。


時には徹夜で泣きながら仕事した。


2003年の都大路は徹夜明けでふらふらして、いつもよりも遅刻の入り(笑


でも残りが楽しかった。だから頑張れた。


たくさんのところに行かせてもらいました。


富山、京都、大阪、熊本、茨城、岡山、兵庫、佐賀、秋田…


全国各地を行脚しました。


甲子園、インターハイ、花園などトータル1ヵ月半ぐらい、大阪でホテル暮らしも経験しました。


クラブワールドカップや世界陸上など、世界を体感させてもらいました。


浦和レッズのリーグ優勝の場面にも立ち会えました。


東洋大の優勝の瞬間に取材できなかったのは残念のきわみだったけど…。



でもそんなどっかにいったとかより、たくさんの人に支えてもらったと思います。


陸上ど素人の私が、「ぼんくら」とベテラン指導者に暴言を吐くまでに成長できたのは、たくさんの人がいろんなことを教えてくれたからです。


またたくさんの選手の心が、私にいろんなことを教えてくれました。


今朝の夢で、お世話になったのにやめることをいえていない指導者や選手が大勢出てきて、目が覚めたとき、私は泣いていました。


未練ではなく、なんとなく、育てていただいたのにいなくなってしまうという申し訳ない気持ちのほうが強かったんだと思います。


本当に感謝の気持ちでいっぱいです。みなさん、ありがとうございました。




多分、生まれ変わってもスポーツの物書きになりたいと思います。


私にとってはこの上なくエキサイティングな仕事でした。




でも、現場にいて見えてきたこともありました。


スポーツの現場は、問題が山積です。


今はまだいえないのですが、今後もスポーツ選手に関わっていければいいな、と思っています。




さて、そうはいっても今の仕事は年末進行中。


まもなく第1陣で山がやってきます。


それをしっかりやるだけだと思います。


最後だからこそ、くいを残さず。



しかし一つ嬉しい悲鳴が。


スポーツの物書き時代にお世話になった方、本当に数人には既に報告したのですが、ほぼ全員が、


「で、年末は厳しいから、年明けたら、いつ飲む?」


…新年早々、多分飲み会の嵐になるでしょう。


…ちゃんと走れるのか、それが当面の心配ごとです(笑