雨につき本日は休息。


最近、「ポテンシャルが高いですね」とか言っていただけて嬉しいのですが、

本人はいたって普通の、年が明けたら38歳になるオバハンです。

たまには私と長距離の関係でも書くとします。


題して「おはぎヒストリー」


私が始めてマラソンらしきものに取り組んだのは、確か4歳ぐらいのとき。

最初に通っていた保育園で冬になると朝マラソンをしていました。


次の記憶は小学生の時。4年生ぐらいまでは学年で上位だった気がします。


中学生ではバレー部でしたが、1年生のときは冬はボールを触らず基礎体力をつけるためにひたすら走りこみ。

そのお陰か、スポーツテストの1000メートル走は4分切るぐらいだったと思います。


高校時代はラグビー部のマネージャーでした。だから走るなんて授業だけ。

しかし当時の高校のマラソン大会は男子が35キロ、女子は23キロ。

3学年あわせて女子は500人ぐらいいたのですが、「50位以内なら9以上あげるよ~」という体育教師の口車に乗せられ、2年、3年の時は50位以内に入りました。…かなり必死。3年の時は体育6時間も取っている奇特な人でしたが。


こうして振り返ると、何気に走っていたんだなあと感じます。

何より健康優良児で、あまり風邪をひかない。病気にならない。

今まで一度も入院したことないのが自慢。


しかしそこから18年、自分が走るということとは無縁の生活に突入しました。

長距離は、毎日とは言わずとも、ある程度継続して走り続けないと、ポテンシャルもクソもありません。

オマケに本格的に走ることになったときには、なんと!


ホンモノの豚になっていました…orz


体重? 恥ずかしくって、いえません。

でも今より14キロぐらい太ってました。


その一方で、走らない間に、走る人たちは自分の身近な存在になっていきました。


シドニー五輪の直前から2007年末まで、現在勤めている会社でスポーツの物書きとなり、陸上競技を中心に取材活動に励んでおりました。

陸上競技のメーンはやっぱり走ること。しかも駅伝・マラソンシーズン前に担当になったことで、駅伝とかすごく好きになったほどです。


でも自分では絶対に走らなかった。

いろんな人に、「走ったらやせるよ~」と言われても。

だってその時は、


「私の仕事は走っている人を見ることだから!」。


…豚が何言ってんだよって感じですが。


走るようになったのは、昨年結婚式を挙げることになったから。

さすがに豚のままでは着るドレスもない!!!ということで。


最初は短い距離をゆっくりと。ひたすら「走ること」が苦じゃないように努力しました。

続けるうちに体重は落ち、走るスピードが上がり、距離も伸びました。

昨年の10月の結婚式は、今よりたぷっとしていますが、ほぼ目標達成♪


結婚式が終わってほっとしたのもつかの間、


東京マラソンご当選~


やっぱりこれがレースで結果を出すということに目覚めるきっかけだったと思います。

ここでようやく見てきた事を生かすことになります。

今まで見てきたさまざまなチームの練習法、調整方法を、自分の力で無理のない設定にアレンジ。

つまり「自分が見てきたこと」を「自分に落とし込む」のです。

といっても、かなりいい加減ですが。


そんなこんなで今に至ります。


ただ、私自身はポテンシャルが高いのか低いのかはわかりません。