先日、J1磐田の中山選手が戦力外通告されました。
中山選手はゴンの愛称で有名ですね。
自分が20代のころとか普通に活躍していたのですが、もう42歳。
磐田側はコーチなどの提案もしていたようですが、中山選手は
「いくつになってもサッカーうまくなりたい気持ちがある」と、現役続行を宣言しました。
続いてプロ野球横浜の工藤選手が16年ぶり西武に復帰。
工藤選手は来年47歳です。
私が中高生のころ、最強軍団だった西武の一員でした。
そうしたニュースの後にあった横浜国際女子マラソン。
スタートからすぐ国内外の招待選手が先頭集団を形成したのですが、
驚いたのが大半の国外招待選手が結婚、出産を経験しているということでした。
しかも五輪メダリストたちも30代後半。
日本から出場している嶋原選手や大南姉妹も30代に入っています。
今までの大会だと割りと20代後半の選手が活躍していたのですが、この大会はそうではなかった。
トップアスリートだって、いくつになってもできるんだなと感じました。
現役続行の年齢が伸びているの、医科学面などのサポートが向上しているのはもちろん、
中山選手の言葉に代表されるように、年齢問わずうまくなりたい気持ちが大きいのかもしれません。
またかつて取材させてもらったアーチェリーアテネ五輪銀メダリストの山本博選手は、
「体力では負けても、技術などでカバーできることもある」と、話していました。
私自身も走り始めるまでは、どこか自分で壁を作っていたところがありました。
そして長く続ける人は、特別な人だとも思っていました。
でも昨日の日記に書いたように、走ることで自分の芯、軸が形成されてきて、そういうのは違うんじゃないかなと思うようになりました。
いくつになっても、やりたいことに挑戦する。そういう気概が生きていくうえで必要なんじゃないかな、と改めて感じました。
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さて、昨日の横浜国際女子マラソン。
テレビで見た限りでは、風が強くて、思ったよりタイムが伸びなかった印象です。
その中で優勝したアビトワ選手は後半、強かったですね。30キロ付近のスパートで一度はヌデレバ選手に追いつかれかけたのを突き放した。スピードがある選手で前半のスローペースをうまく走れたことが勝因だと思います。
2位の嶋原選手は、30キロでアビトワ選手にについていければな~とちょっと残念でしたが、前半から積極的に集団を引っ張っていて力強さを感じました。
資生堂からSWACに所属が変わり、駅伝がなくなってマラソンに集中できるようになったからでしょうか。マラソンの走り方を熟知しつつあると思います。
ヌデレバ選手は集団後方からの走りは不気味ですが、一時期のスピードがなくなっているように感じました。
テレビでは先頭集団しか写していなかったのですが、スタートの雰囲気がとても厳かで、ああいう場所で一度走ってみたいな~と思いました。
それっていくつになっても挑戦していけることかな?って思ったりして(笑
また先日読者登録させていただいたnoriiiさんも走られていました。お疲れ様でした。