私は普段の練習は、今まで拝見させてもらった中・高・大・実業団の練習と、市販の書物を参考に組み立てています。
といっても、かなりてきとー。
長距離ではないのですが、ある高校の監督さんは朝3時におきて、天気を見たうえで練習計画を作成して、全員にメール配信しています。
すごいのは、一人一人微妙にメニューが違うそうです。
何より、これをはじめてもうすぐ10年になります。
この継続が力になっているな~と思います。
まあ私なんかこんな緻密にやるわけないし、やれるわけもない。
何より基本的には雨が降ればお休みのカメハメハ大王状態だし(笑
でもいくつか大事にしていることがあります。
イチバンはペース走で、しっかり同じタイムで刻んでいけるかとか。
長距離をやっていた人は「当たり前」のことなんですが、意外と知らない人が多いんですね。
これは東洋大の前監督だった川嶋さんからの受け売り。
「速いペース走をやる」「リズムを大事にする」っていうあたりは。
でも一番大事にしているのは、「練習では出し切らない」こと。
狙った試合で記録を出すときや、トライアルをするとき(といってもは別だけど、平素の練習では多少の余力を残してやるようにしています。
これは全国高校駅伝の上位常連校の監督の持論です。
県予選のポイント練習。他校は9割の力を出す練習で刺激を入れるけど、その高校は8割程度。
「選手に力を出させるのは、指導者に安心感、満足感がほしいから。でもそれだと選手が本番で力を出し切れないんだよ」とも。
ああ、このからくり、もしバリバリ記者時代にわかっていれば、もっと違う原稿になったのに(笑
この話を聞いたのは、昨年12月。ちょうど全国高校駅伝の前でした。
私はそのとき、東京マラソンを目指して練習をつんでいたとき。最初は記者の視点からでしたが、走り続けるうちにランナーとして納得することが出てきました。
走ることって、走り続けることで記録がどんどんよくなるもの。
でもやりすぎると、体のあちこちをいためるし、生活のバランスを逸することもあるもの。
何より力を出しすぎる、出し切る練習をすると、回復するまでに結構時間がかかるものなのです。
…実は今回の越後湯沢ハーフから体重、調子が回復するまで1週間近くかかりました。
ようやく本調子です。長かった(笑
きょうは2部練習。午前中に16キロ。午後は10キロ予定。走れるかな?