バレエに旅行にすっかり冬休みを満喫しているかのように見える私ですが、
実は・・・、
まだナチをやっていました。
自分でも笑えるほどにギャグみたいなこの授業。
あらためてふりかえってみたい。
ことのはじまりは、9月初め
履修登録がすんなりいかなかった私は、
当初一番とりたかった科目にかわり、考えてもいなかった「ナチズムの歴史」というこの科目をとることになる。
テーマは嫌いではないのだが、やっぱり乗り気にはなれない。
・初回。ゼミなはずなのに、生徒に自己紹介させないばかりか、出席もなしもういきなりナチのはなしを始める。
・生徒⇔先生のInteractionが活発なこっちの授業で、あまりにしゃべるせいで生徒だれも口をはさむすきがない。
・とりあえず毎回遅刻平均20分
・開始される時刻にいる生徒数はだいたい3人(クラスは25人ほど)
・でも、今日は定刻にくるかもとこっちはまいかい6時半とかにおきている
・なのに、bon soirとかいってはいってくる
そういえば、この授業、発表がなければ、テストも、グループワークもない。
どうやって評価するんだろうとおもっていると、11月のある日
「そうだ!評価方法きめたんです。小論と書評を学期末に。
長さはねー。そうだなー。12000字!書評は2-3枚で。」
25000字って・・・・・。
英語は普通wordsでかぞえるので、25000字がはたしてどの程度なのかも予想がつかない。
ただとっても、とっても多いことはわかる。
しかも、書評もって・・・・。
どーん
これは早くやりはじめなきゃやばい・・・
と思いつつも、まず11月は毎週のようにほかの課題があってそこまで手がまわらない。
あとは現実逃避でもう考えないように頭の隅へ。といっていたら一気に12月に。
その間先生の適当さには拍車がかかり、とうとう
無断欠席まで。
前日2時寝の生徒が6時半におきてるのに、連絡もせずにただ来ないって。
毎度のように携帯はなるし、しかもそれに出る。
誠意のない先生の課題となると、さらにやる気がおきない。
でもどうしようもないのでやりはじめる。
一生懸命書くのだが、ドイツのことを英語で読んで、フランス語でかいているので、
もう時間がかかってしょうがない。
しかもプロパガンダをテーマに選んでしまったばかりに、言葉はないがしろにできない。
正確さがもとめられる。
本当は学期終了の18日までにおわらせたかった。
でも、この時点ではやっと10000字くらい。
カイロからの友人が来てる間も、
ミュンヘンから帰国後、母が来てからも、
部屋にかえるとひたすらパソコンに。
もう、申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらもどうしようもない。
ところで先生は締め切りを教えてくれていない。
「15日が締め切りだけど皆結局15日には出さないんでしょ?僕が採点間に合うまでに出せばいいよ」
って、
なんだそれ!
そもそも採点いつまでなんだYO!
てか、あんたの採点のペースなんてしらないYO!
と思って、2週間前ほどにメールをうった。
「結局最終的な締め切りはいつなんですか。」
あと
「すいません、ほんとどちらか英語でやっちゃだめですか。私にはきついです」
そうやって泣きつくのは嫌いだけど、もうできる気がしなかった。
・・・・・・・
返信はなし。
最後の授業
「先生、あのメールさしあげたんですけど」
「あーあーあー。はいはい。みた!みたよ。返信する。」
「とりあえず、締め切りだけ・・・」
「んじゃあー24日にくれればいんじゃない?クリスマスプレゼントってことで」
どこまでも腹の立つやつである。
とりあえず24日を目安に進めていた。
しかし・・・・・。23日突然ノートパソコンの下段が「c」「b」「。」「・」以外いっさい反応しなくなる。
・・・・泣いていいですか?
しかも、ただ打てないのであれば、文字を出す方法がほかにあるのだが、
私のパソコン、あけるためのパスワードにnが必要だったんです。
しかも結構ながいパスワード'(16字)で、たった一つの下段。
そのnをいれた自分をのろいましたよね。
パソコンあけられないことには、小論はおろか、メールで状況説明も、
ネットも使えない。
朝からパニック。泣きそうになる。
せっかく日本からきてくれている母が
パリでとなによりも先にいくことになってしまったのは家電量販店。
そして私の机の上はこんなかんじに。
ノートパソコンにキーボードがついているというこのギャグとしか思えない絵。
しかも、キーボードとおなじくして、ワイヤレスマウスもお亡くなりになってしまったので、
タッチパッド。しかも遠い。
でも、パソコンが開けただけでも良いのだ。
っとおもっていたら、メールが一通。
年末に予定していたエジプト旅行がいろいろ事情があり、中止になってしまった。
事情は事情なので本当にしょうがないことなのだが、
このタイミングでくるとやはりちょっとこたえた。
ふんだり、けったりとはこのこと。
もうやけくそだ、と一気にスパートをかけてで23日になんとかかきあげる。
結局25000字とはA414枚相当でした。
しかし、まだまったく手をつけてない書評が残っている。
もう、いい。返信ないけど英語で書いてやる!
と英語でかきはじめる24日。
そこで来るメール
「あ、小論英語でかいてもいいですよ。本当は駄目だけど、特別に。締め切りは今日だね。早くかきなね!」
がーーーーーーーーーー!!!!
小論はもう終わったし。
もういわれなくても書評英語でかきはじめてるし
今日だねって
私が素直に返信待ってる子だったらどうしてたんだ!
腹をたてながらも、英語になったことで書評もなんとか夜23時半ごろにおわる。
よし。これで送るだけ。
送信
っと。はぁー。
と思いきや。
「Mail Delivery System」
Google tried to deliver your message, but it was rejected by the recipient domain
は?はーーー?
なんで、Rejectするの?生徒の課題を拒否とかもはや意味がわからない。
確認する。
うん。先生からのメールに返信してる。正しいアドレスなはず。
もう一回送信
Google tried to deliver your message, but it was rejected by the recipient domain
もーーーーーー!
なんなの!!!!
添付物なのかなと思い。
「先生のところにメールがおくれません」っていうメールを急いでかいて、送信
Google tried.... (以下略)
泣!!!!
そっから10回ほど送信して、全部拒否。
もうどうしていいかわからない。
初めからやりなおそうと。
とりあえず、先生からきた他のメールに返信しておくってみる・・・・・。
拒否のがかえってこない!
送れた!
よくみてみると、朝おくってきた。
「締め切り今日だよ」メールだけアドレスが二字違う。
でも、fr か orgでおわるかなんてきづくわけがない。
このやろーー。もう嫌がらせかと思うほどできた話。
なんで、締め切りの日のメールで受信できない設定のを使うんだ。
とにもかくにも最後までimpossibleな先生だったのでした。
結局提出時刻は24時15分くらいで、日を越えてしまい本当に悔しかった。
生徒をクリスマスに泣かせるなんて!涙はつたってないけど、心の中は悔し泣きだい。
でも、そんな嫌なことばっかりだったかというとそうではなくて、
この日はずっと行こうと思っていたルノアール展に母といって、
夜は、二人でBûche de Noël
近所でおきにいりのケーキ屋さんがミニ・ブッシュをこんなにたくさん。
こんなにカラフルでかわいいブッシュがならんでるとそれだけで気分があがる
私もお母さんと自分用にいっこずつ。
ヨーロッパでクリスマスはお正月みたいなものだから、
みんな家族のところ。
大家さんもみんな実家にかえってしまって、
パリも家もがからっぽのなか、
ナチのレポート終わりに一人わびしくご飯、ということにならなくてよかった。
パリで家族とすごすクリスマスのありがたさをかんじた日
Joyeux Noël à tout le monde


