(1)「砂糖は依存性薬物であるだけでなく毒物でもある Sugar Is Not Only a Drug but a Poison Too」(HuffPost、2017年1月6日に加筆)
https://www.huffpost.com/entry/sugar-is-not-only-a-drug-but-a-poison-too_b_8918630
「果物には多くの砂糖が含まれるので、食べ過ぎてはいけない」
(2)「果糖を摂り過ぎると、アルコールと同じように、肝臓を痛める Too much fructose can damage your liver, just like too much alcohol」(UCSF)
http://sugarscience.ucsf.edu/the-toxic-truth/#.Xw0AhBFxfIU
「アメリカ人の大人の31%と、アメリカ人の子どもの13%は、非アルコール性脂肪肝NAFLDの状態にある」
(表題のように、砂糖の中の果糖は、アルコールと同じように肝臓で代謝されて中性脂肪になって肝臓を傷めます。果糖もアルコールも同じように脂肪肝や肝硬変を作ります)
(3)「果物を食べ過ぎることは可能か Is It Possible To Eat Too Much Fruit?」(TIME、2018/6/7)
https://www.youtube.com/watch?v=iMRHTrs2XPs
「果物だけを食べて生きている人は栄養素欠乏症になることがあるが、果物を通常の食事の一部として摂取するのであれば、果物の摂り過ぎになる危険性は比較的少ない」
「果物に含まれる食物繊維により、果物の果糖はゆっくり吸収されて肝臓で安全に処理される。果物を大量に摂取すると通常は下痢になるので、果物の摂り過ぎの害は自己限定的である」
(4)「果物を食べ過ぎることは可能か Is It Possible To Eat Too Much Fruit?」(Time、2018/6/6)
https://time.com/5301984/can-you-eat-too-much-fruit/
「アップル社の共同設立者のスチィーブ・ジョブズは、果物だけを食べていたが、膵臓がんで死亡した」
「カリフォルニア大学のラステイグ教授によれば、果物を多量に食べている人々の多くは健康である」
(5)「どのくらいの量の果物を食べると食べ過ぎになるか。健康のエキスパートによる How Much Fruit Is Too Much, According To Health Experts」(HuffPost、2017.3.22)
https://www.huffingtonpost.com.au/2017/03/21/how-much-fruit-is-too-much-according-to-health-experts_a_21903646/
「大多数の人にとって、1日に4単位の果物が、推奨する上限である」(1単位は、中ぐらいのバナナ1本)
(HuffPostは、かなり少なめです。後述するDASHダイエットでは果物を5単位食べることになっています。それも上限ではありません。英国政府の『1日に5つ 5 a day』も野菜と果物を合わせて1日に最低5単位食べるということです。果物だけで5単位食べても良いわけです。それも上限ではなく下限です)
(6)「あなたは、とても多くの果物を食べるのですか Are You Eating Too Much Fruit?」(HuffPost、2017.12.6に加筆)
https://www.huffpost.com/entry/are-you-eating-too-much-fruit_b_7640514
「米国農務省は必要量として1日に2カップ(400ml)の果物を推奨している」
https://www.choosemyplate.gov/eathealthy/fruits
(なお、必要量と許容上限量は異なります。例えば、日本の栄養摂取基準では、日本人お年寄り(男性)のビタミンAの必要量は550~600 μgRAE/日であり、推奨量は800~850 μgRAE/日であり、最低健康障害発現量は13500 μgRAE/日であり、耐用上限量は5倍の安全率を見込んで2700 μgRAE/日です)
(米国農務省の高血圧の人向けのDASHダイエットでは、1日に2000kcal食べる人では、1日に4~5単位の果物が推奨されています)
https://www.nhlbi.nih.gov/health-topics/dash-eating-plan
(7)ガス抜きのポーズ
https://xn--mck8f.jp/%E3%82%AC%E3%82%B9%E6%8A%9C%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BA/
(おなかが張っている人には、ガス抜きが有効の場合があります)
(8)「砂糖:その事実 Sugar: the facts」(英国国民健康サービスNHS)
https://www.nhs.uk/live-well/eat-well/how-does-sugar-in-our-diet-affect-our-health/
「細胞外の砂糖は、摂取エネルギーの5%を超えてはならない」
(1日に2000kcal食べる人なら、フリーの砂糖(細胞外の砂糖)は、1日に100kcalすなわち25gを超えてはなりません)
(牛乳、野菜、果物に含まれる糖は、細胞の中にある良い糖であるので、25gのカウントに含めません)
(ハチミツ、野菜ジュース、果物ジュースに含まれる糖は、細胞の外にある悪い糖であるので、25gのカウントに含めます)
(日本人は1日平均44gの悪い砂糖を摂取しています。英国の制限を超えています。加工食品は、通常多くの量の悪い砂糖を含みます。「悪い砂糖」とは、体に悪い砂糖という意味です)